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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

快生やすみ…いただいてます

-No.1346-
★2017年05月29日(月曜日)
★《3.11》フクシマから → 2272日
★ オリンピック東京まで → 1152日

動物園の人気〝ご三家〟キリンが「絶滅危惧種」入り/空気のようにアクの少ない大スターの近未来は…

-No.1345-
★2017年05月28日(日曜日)
★《3.11》フクシマから → 2271日
★ オリンピック東京まで → 1153日



◆キリンさんが好きです

 どれくらい前のことだったか……
 いくつくらいの子だったか……

 幼い女の子が、はじける満面の笑顔でいうのだ。
「キリンさんが好きです」
 テレビのコマーシャルだった。

 これだけで画面に目を吸い寄せられ、なんど見ても飽きることがなかった。
 コマーシャル効果ばつぐん?……

 この場面にはつづきがあって。
「ゾウさんはも~っと好きです」

 じつに、かわゆい。
 すごいコマーシャル効果??……

 しかし、さて、ほんとにそうだったのだろうか。
 ぼくは、これがなんのコマーシャルだったか、覚えがない。
 というか、まさにオンエア中のそのときでさえ、なにをウリたいのかは、ついに知らずにいた。
 つまり、その業界でいわれる”訴求効果”なるものが、はたしてこれであったのだろうか。

 …だけれど、それは、まぁいい、きょうの主題はそれではなかった…

 なにしろ「キリンさんが好き」で「ゾウさんはも~っと好き」なのだった。
 幼な児の憧憬には、大きな生命にたいするかぎりない夢見心地があふれている。
 
 ぼくら、その後の齢〔よわい〕をかさねてきた者には、母性にたいする慕情あるいは尊敬の念しかのこっていないが。
 つい、ほんのさきごろ、その母性の産道…それは生まれくる児らにとっては苛酷といっていいほどのものらしい…それは”産みのくるしみ”にも増しておおきい”生まれるくるしみ”…をくぐりぬけ、ぶじ生をえた者にだけ与えられた感動のひと呼吸ではなかったかと、ぼくは思うのだ。

 そうした幼な児のときのあふれる情念が、成長につれて薄まりながらものこされた結果が、大人たちにも認められる巨大なモノに対する驚嘆の念ではないのだろうか。

 …いや、これも、まぁいい、きょうの主題じゃぁない…

 そう。「キリンさん」であった。
 もしかすると「キリンさんがいなくなるかも知れない」と聞いたとき、ボクはじぶんでも吃驚するくらい虚をつかれて、まごついてしまったものだ。
 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト最新版で「絶滅危惧種Ⅱ類(VU)」に登録された、という。

 キリンさんが棲むのは、アフリカ中部以南のサバンナ、あるいは疎林である。
 調査によると、ギニアセネガル、ナイジェリア、モーリタニアエリトリアではすでに絶滅。マリ共和国でも絶滅したと考えられるそうで。
 すでに過去に絶滅、(日本のトキと同じく)再導入されたところもあるという。

 虚をつかれたボクは、、まごついた後で(どうしてだろう)考えた。
 そうして、しばらく気息をととのえ、思い至ったのは……

 キリンさんの、大型動物にしてはきわめてスマートなありようが、なかば夢のような永遠のイメージ化にひと役かっている、ということだった。
 キリンさんには、どこか、そういうゴタゴタと煩雑なこの世の諸事情を超越したようなところがあるのだった。
 存在感がけして薄くはないのに、それでいて”おしつけがまし”かったり、あるいは”けむた”かったりするところがない。

 なにかしら他のものを摂食あるいは吸収し、エネルギーに変換しなければ生きられない命という厄介な。
 この生命体そのもの、その生きる営みじたいがアクのつよいものなのにもかかわらず、キリンさんという草食動物には、そのへんに漂う一種の”あつくるしさ”というか、”いやらしさ”が濾過されてかぎりなく希薄、透明にちかい紗の膜のなかにあるようなのだ。

 アミメキリンという種類もあるほどに、みごとなその網目柄(赤褐色の縁どりに淡黄色)がまた、作為のとおくおよばない天恵美妙の域にあり。
 しかも、その体型、ふしぎにバランスもいいときている。

 幼児から高齢者まで知名度は長期安定トップクラス、動物園になくてはならない、図鑑のあつかいもつねに綺羅星スター、あまりにもよく知られていながら。
 けれども、たとえば。

 あんなに長い首をしながら、首の骨(頸椎)は多くの哺乳類(ヒトなど)と同じ7つ、1つが30cmもある、とか。
 驚異的に長い舌(およそ45cm)と、モグモグ柔軟に動かせる唇を駆使して、枝から葉を上手にしごきとることができ。だから、好物のアカシアに棘があっても、まったく苦にしない、とか。
 頭に角のような突起があるのはオスだけなんだよ、とか。
 牛の仲間の偶蹄目だから、「モゥ~」と鳴くことあっても、ごく稀で、だから動物園の飼育員さんだって聞いたことない人がいるんだってさ、とか
 それくらいのことなら、いまどきの情報社会に生きる子なら、たいがい知っているだろうが。

 そのスマートさは体型やイメージばかりではなしに、生理の不思議や生態の自由さにまでおよぶことは、知られているかどうか。

 キリンさんたちは、オスとメス、あるいは大人と子どもの体高の差(オス約5m、メス約4m)によって、食餌範囲の棲み分けもしている。
 キリンさんの生理にも、すばらしいものがあって。
 ひとつには、長い首の先にある脳まで血液を送る(この間の高低差は約2m)ために、キリンさんは高血圧なのだけれども。日常けっこう頻繁に頭の上げ下げをするし、またオス同士がたがいの首で相手を叩きあうネッキングというトレーニングもする。それでも貧血や立ちくらみをおこすことがないのは、後頭部に張り巡らされた密な毛細血管網がそれを防いでくれているからだ。

 いま、キリンさんのネッキングは「若いオス同士のトレーニング」といったけれど、じっさい、成熟したキリンさんのオスがメスをめぐって優劣をきめるときには、ほとんどが背くらべでケリがつく、と聞いた。無用の闘争を避ける、じつに賢い。

 キリンさんの生態でとても興味深かったのは、若いメスが保母さんがわりになって、母親たちが食餌するあいだ子どもたちをあずかる、青空保育園のようなものがあること。これは、ほかの生きものたちにも見られることだけれども、キリンさんの場合がいちばんお似あい。

 ぜひ、いちど見ておきたいのは、キリンさんの休息と眠り。ほとんどの場合は立ったままだそうだけれど、ごく稀に安全が確保された状況なら2~3時間は座って休むこともあるそうな。でも、熟睡できるのは1日にせいぜい3~4分とか。

 ぼくがキリンさんの姿でいちばん好きなのは、長い両前足を大きく開き踏ん張って、水を飲む姿。まるでファッションショーを見るようで、これはいい。
 でも現実には、ほとんど1日じゅうモシャモシャ食べつづける葉っぱから必要な水分を補給できるので、キリンさんがこんなふうにして水を飲む場面は少ないし、それにだいいち、この格好は無防備にすぎる。

 キリンさんが走る姿も好きだが。
 肉食ではないから狩りをすることもないし、全速力で走る(時速50~60km)ことも少ないキリンさん、本人も走ることが好きではないらしい。この場合にも脚の長さが邪魔をして、加速性能がよくないからだそうだし。
 また、なるべくそんなふうに走ることがなくてすむように、背の高さを利してつねに周囲の見張り怠りなく、キリンさんは視力にも、聴力にもすぐれている。

 ぼくは、動物園という在り方には懐疑的な者だ、けれど。
 絶滅危惧種の保護・復活ということにかぎっては、存在意義があるかも知れない、と思う。

 たとえば日本では、ことし、宇都宮動物園でキリンさんの赤ちゃんがつづけて2頭、誕生している。
 そこには、じつは、群れのつくり方はゆるくて自由、恋の季節もおおらかにいつでも自由、というキリンさんの生態のヒミツがあるのだけれど。 

 妊娠期間は約450日(15ヶ月)で、ヒトと同じく長く。
 しかし、4~7時間かけて、立ったままでの出産は、ヒトを驚かす。赤ちゃんキリンは、2メートルくらいの高さから産み落とされることになるわけだが、長い体が弓のようにしなうことで衝撃が少ない…とか、にわかには信じ難いけれども、じっさいに出産事故というのは少ないと聞く。

 生まれた子どもは、野生の本能で20分~1時間ほどで立ちあがる。授乳期間は約10ヶ月。
 生後数日~2週間くらいで植物質のものを食べ始める。

 ちなみにキリンさん、3年半くらいで性成熟するオスが、繁殖に参加(交尾)するのは8歳以降と、わりに抑制的で。
 寿命は25年。イメージからすると短すぎる気もするが、スマートな一生ともいえる。

 おしまいに。
 「絶滅危惧」の原因はいうまでもない、森林伐採や開発など生息環境の悪化と破壊、そして密猟、天変地異。
 そのいずれにもヒトの支配が関与していることを、このさいせめて自覚はしておきたい。


 
 
 

新国立競技場まわりの人工地盤、ニセモノはいらない/学術会議の提言はイチャモンか…の後日談

-No.1344-
★2017年05月27日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 2270日
★ オリンピック東京まで → 1154日




 「ご意見番のもたつき」という小見出しの記事を、5月25日に書きました。

◆その後日談です

 案外に早い決着…のように思われるのには、ワケがあります。
 つまり、じつはこれ、ボクがこのテーマをとりあげる時期が遅れた所為でした。

 話しのもとになったのは4月17日の新聞報道。
 日本学術会議の「都市と自然と環境分科会」が、やっと再スタート(採用)されたばかりの新国立競技場計画案に提言をしたわけですが、それは提言というより、ハッキリ言えば「文句をつけた」ようなものでした。

 その趣旨は「周辺の緑化を”人口地盤”の上に整備したのでは”負のレガシー”にしかならない、この計画にはマインド(志)がない」というもの。
 ずいぶんヒドイ言いようで、設計者、隈研吾さんの贔屓筋でなくてもカチンとくる。
 日本学術会議といえば、科学的良識からの「ご意見番」として知られますが、今度の場合は、これじゃまるで頑固な”横町のご隠居”。

 再スタートからすでに1年余を経て、躯体工事が始まってしまってからでは、提言の裏付けとなる検証などいろいろあったにしても遅すぎるし、提言にスピード感がなさすぎるうえに、タイミングもよくない。
 ぼくは、そう言ったわけです。

 それが、1ヶ月あまり後の5月24日になって、急転直下「人口地盤縮小」の記者発表という事態になりました。
 「ざんねんながら時間に余裕がない」と、提言に対して否定的見解だった事業主体のJSC(日本スポーツ振興センター)が譲歩。

 しからば、その内容は…と言えば。
 人口地盤予定の約20、000㎡のうち、およそ6分の1の約3,300㎡を削って、提言どおり、渋谷川のせせらぎなど造成公園の一部を地上にする、というもの。

 この譲歩案に対する学術会議側のコメントは記事にありませんでしたが、ぼくは正直(………なぁんでぇ)肩透かしを喰らった気分。
 どうやら水面下で、”オトシどころ”を探る駆け引きがあったものと思われ。

「必要な機能を満たしながら、どこまで削れるかを検討してきた。ずっとひっかかっていた宿題を一つ解決できた思いだ」
 記者会見に立ち合った隈研吾さんのコメントにも、「この計画にはマインド(志)がない」とまで酷評された設計者の”オトナの対応”ぶりが透けてみえた。

 はたしてこれで、学術会議が指摘する「コンクリート人工地盤上の緑化などニセモノの森」が解決されるものなのか。
 コンクリートの寿命は50年だから「”杜のスタジアム(新国立のキャッチフレーズ)”もそれでおしまい」とする見解は、どうなるのか。
 
 それなら、いまや日本じゅう、いや、世界じゅうのあちこちが”負のレガシー”に侵食されつつある、といっていい。
 その現実をどうする、どう考えるのか。

 少なくとも、ぼくが指摘した課題への答えにはなっていない……

  
 


 

快生やすみ…いただいてます

-No.1343-
★2017年05月26日(金曜日)
★《3.11》フクシマから → 2269日
★ オリンピック東京まで → 1155日

新国立競技場まわりの人工地盤、ニセモノはいらない/学術会議の提言はイチャモンか…

-No.1342-
★2017年05月25日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 2268日
★ オリンピック東京まで → 1156日



ご意見番のもたつき

 あれこれスッタモンダがあって、それでもまぁなんとか、ようやく建設にこぎつけた新国立競技場。
 そこへ日本学術会議(都市と自然と環境分科会)から計画見直しをもとめる提言があった、と報道されたのは4月17日のことだった。

 提言の趣旨は、周辺の緑化を”人口地盤”の上に整備したのでは”負のレガシー”にしかならない、この計画にはマインド(志)がない、というのだ。
 (ご隠居さん、どうしました…)
 と、ぼくは思った。なにかムシのいどころでもわるいのか…と。

 ぼくの基本的なスタンスは、日本学術会議という”科学者の代表機関”を尊重する。
 お目付け役は、やはり、いつ、なんどきも必要である。
 しかし、こんどの場合はご意見番というより、まるで横町のご隠居。
 陽も高くなってから、よろめき出てきたような印象をうけた。

 この提言、15年にも同じ趣旨の提言があったから、じつは再提言である。
 当初ザハ・ハディド案に難があって、出直しコンペの末、いまの隈研吾案に決まったのが16年1月。
 それからの1年余は、提言の裏付けとなる検証などいろいろあったにしても、遅すぎる、スピード感がなさすぎる。
 しかも、躯体工事が始まってしまってからという、タイミングもわるすぎた。

 たしかに、提言が言う「コンクリート人工地盤上の緑化などニセモノの森」は、そのとおりであろう。
 「コンクリートの寿命は50年だそうだから、”杜のスタジアム(新国立のキャッチフレーズ)”もそれでおしまい」かも知れないが……
 
 それなら、いまや日本じゅうが、いや、ごく一部を除く世界じゅうが”負のレガシー”に覆いつくされている、といっていい。
 その現実をどうする、どう考えるのか。

 ぼくらが学生だった頃にくらべると、ずいぶん学者さんの世界も現実的になってはきたけれど、これではまだまだと言わざるをえない。
 こまかく言えば、人口地盤といっても非常時観客の退避場所用に考えられている部分については容認する、という。
 問題なのは、計画(当初案)の白紙撤回があったとき、その撤回範囲を競技場本体にかぎり人口地盤までは含まないと考えたことだ、という。

 …のであれば、その二点を庶民にもわかりやすく、メディアをとおして広報につとめればいい。
 フォーラムを呼びかけることだって、できたろう。
 もっと早くに、人の気をそらさない時期に。
 設計者、隈健吾さんもまじえた場がもてたら、また別の展開があったかも知れない。

 案の定、事業主体のJSC(日本スポーツ振興センター)は「ざんねんながら時間に余裕がない」としている。
 すでに出遅れている工事に、見直しのゆとりがない、のもたしかだろう。

 ご意見番には、今後もあること、もっと生きた世の中というものを熟視してほしい。
 いまの政権が「うるさいご意見番は嫌い」なのは確かだが。
 それを逆手にとるくらいの智慧をしぼらないとイケナイ、のではないか。

 このたびのありよう、対処法の拙劣。
 イチャモンとはいわないまでも、ざんねんながら…かなりそれに近い。
 


 

 

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島から帰宅後、資料・写真など整理日②

-No.1340-
★2017年05月23日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 2266日
★ オリンピック東京まで → 1158日

*17回目の《11.3.11》被災地巡礼、春の福島路、4泊5日の旅から帰って、資料や写真などの整理をしています。報告は1週間後くらいからになると思います*

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島から帰宅後、資料・写真など整理日①

-No.1339-
★2017年05月22日(月曜日)
★《3.11》フクシマから → 2265日
★ オリンピック東京まで → 1159日

*17回目の《11.3.11》被災地巡礼、春の福島路、4泊5日の旅から帰って、資料や写真などの整理をしています。報告は1週間後くらいからになると思います*

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島から帰宅後、休養日

-No.1338-
★2017年05月21日(日曜日)
★《3.11》フクシマから → 2264日
★ オリンピック東京まで → 1160日

*17回目の《11.3.11》被災地巡礼、春の福島路、4泊5日の旅から帰っての休養日です。報告は1週間後くらいからになると思います*

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島…5日目

-No.1337-
★2017年05月20日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 2263日
★ オリンピック東京まで → 1161日




*17回目の《11.3.11》被災地巡礼に行ってきます。このたび春の福島路は、4泊5日の予定。いつものとおり、報告は帰宅後にさせていただきます*

 5日目は、塩屋崎から小名浜アクアマリンふくしま原発から避難した人たちが多く住む、いわき市のいまを訪ねて、帰宅。

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島…4日目

-No.1336-
★2017年05月19日(金曜日)
★《3.11》フクシマから → 2262日
★ オリンピック東京まで → 1162日

尾瀬開き、夏のはじまりは梅雨入りから…*




*17回目の《11.3.11》被災地巡礼行です。このたび春の福島路は、4泊5日の予定。いつものとおり、報告は帰宅後にさせていただきます*

 4日目は、松川浦のその後を訪ねたあと、南相馬市小高地区から浪江町双葉町葛尾村川内村大熊町富岡町楢葉町と、原発被災地のいまをひと巡り、いわき市に泊。

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島…3日目

-No.1335-
★2017年05月18日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 2261日
★ オリンピック東京まで → 1163日




*17回目の《11.3.11》被災地巡礼行。このたび春の福島路は、4泊5日の予定。いつものとおり、報告は帰宅後にさせていただきます*

 3日目は、裏磐梯高原から、いまも遊漁未解禁がつづく阿武隈川を辿って、避難解除になったばかりの川俣町山木屋、飯館村を訪ねて、野馬追の相馬市泊。

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島…2日目

-No.1334-
★2017年05月17日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 2260日
★ オリンピック東京まで → 1164日




*17回目の《11.3.11》被災地巡礼です。このたび春の福島路は、4泊5日の予定。いつものとおり、報告は帰宅後にさせていただきます*

 2日目は、三島町から、会津坂下町の私設図書館「ふくしまほんの森」、自然エネルギー会津電力で”独立”を目指す佐藤弥右衛門さんの大和川酒造(喜多方市)、「原発事故によって障害を背負った福島県」を考える”生の芸術”展示「はじまりの美術館」を訪ねて、猪苗代町に泊。

《11.3.11》被災地巡礼/2017春・福島…1日目

-No.1333-
★2017年05月16日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 2259日
★ オリンピック東京まで → 1165日

*沖縄(那覇)が梅雨入りしたそうな。東京近辺では、気温の上がり下がりにきついものがあって、身体の調子がおいついていかない*




*17回目の《11.3.11》被災地巡礼に行ってきます。このたび春の福島路は、4泊5日の予定。いつものとおり、報告は帰宅後にさせていただきます*

 1日目は、関越道経由、国道252号で新潟・福島県境の六十里越。あの《11.3.11》と同じ年、夏の豪雨で潰滅的な被害を受け、いまだに不通のままの只見線の現在を視察。会津へ。只見町、金山町、”生活工芸”で頑張る三島町に泊。

快生やすみ…いただいてます

-No.1332-
★2017年05月15日(月曜日)
★《3.11》フクシマから → 2258日
★ オリンピック東京まで → 1166日

やっと本気度が見えた〝日本マラソンの復活策〟/ 選手の〝ヤル気スイッチも〟もポンと入るだろう

-No.1331-
★2017年05月14日(日曜日)
★《3.11》フクシマから → 2257日
★ オリンピック東京まで → 1167日



◆日本のマラソン界に”活”を入れるべく

 
 2020TOKYO大会の3年前から、新方式による代表選考がスタートする。具体的には本番開催の夏場に備え、この夏の北海道マラソンから選手選考がはじまる。
 4月19日に発表があった、詳しい内容については、日本陸連のホームページなどを見ていただきたいと思うが。

 【男・女それぞれ最大3人枠】の選手選考法として
 1.まず「グランドチャンピオン(GC)シリーズ」に指定された大会(17年夏~19年春、男子5、女子4)で、規定の条件をクリアする成績をあげた者だけが、選考大会に進む。
 2.選考大会は「グランドチャンピオン(GC)レース」とし、19年9月以降に開催。ここで規定の成績をクリアした2名を代表にする。
   *男・女とも、優勝者は即内定。
   *2位の選手は、チャンピオンシリーズでの成績が派遣設定記録(男子2時間5分30秒、女子2時間21分0秒)をクリアしていれば、こちらも即内定。だが、そうでない場合に、もし3位の選手がクリアしていればそちらが内定。
 3.のこりの1枠には、GCレースで代表権を獲得できなかった選手を対象に、「GCファイナルチャレンジ」レース(19年秋~20年春、男・女とも指定3大会)で派遣設定記録(未定)をクリアしたなかで最上位の選手が選ばれる。

 以上、陸連ではこの新方式を2段階選抜と言っているが、ぼくはこれ、実質は3段階選抜と言っていいと思う。
 「ファイナルチャレンジレース」はいわば、GCレースで不本意な成績におわった選手たちに復活のチャンスを用意しているからだ。
 これで選手には、真の実力の積み重ね、一発勝負ではない調整能力の高さも求められることになる。

 これがベストかどうかはわからないが、やってみなければワカラナイ。とにかくチャレンジあるのみ、やってみる。
「いまから強化しないと2020年TOKYO以降もない」とする陸連の危機感、こんどこそホンモノ。
 あとは、実業団や大学など、選手をあずかる現場が、この方針にどう応えるか。

 日本発祥の駅伝という競技はすばらしいし、ボクも好きなレースのカタチだ、が。
 長くても1区間ハーフマラソン程度の駅伝にばかりこだわっていては、マラソンを闘えないのも事実。
 ハーフマラソンと42.195kmマラソンとは、走ることは同じでも「まったく別の種目」という指摘は正しい。

 現場の受けとめも概ねいいようだから、少し希望がわいてきた。
 ただ、日本のマラソン界のいまを想うと、GCレースの設定記録はかなりキビシイ、けれど……

 少なくとも、これまでにアレコレ物議をかもし、多くのファンをやきもきさせ、その結果を見ても明らかな過去のマラソン代表選考のモヨモヤ感を、クリアなものにしてくれることだけは、まちがいなさそうダ。

 なお、この発表があったのと同じ頃にアメリカからは、ボストン・マラソンで初マラソン3位、2時間10分28秒の好タイムを大迫傑(佐久長聖高、早大、ナイキ・オレゴンプロジェクト)くんが記録。
 「マラソンの適性はあると感じた」と、意欲的な発言があった。

 大迫くんも、大学時代に箱根駅伝で勇名を馳せた選手。 
 ただ彼は、”山上り”の5区を走っていない……

◆”山の神”柏原竜二くん引退

 4月3日。
 富士通陸上部が、男子長距離、柏原竜二くんの現役引退を発表した。
 柏原くんは東洋大の頃、箱根駅伝の難関5区”山上り”で4年連続区間賞。「山の神」と呼ばれ脚光を浴びた男も27歳になっていた。
 (前記、大迫傑くんは25歳、同じ世代に属する)

 卒業後の2012年、実業団入りしてからの彼”山上りのスペシャリスト”柏原は、瀬古利彦さんから「マラソン向き、期待している」とエールを送られながら、平地のロードレースでついに花を咲かせることができなかった。
 「腰痛に悩まされつづけている」ことが伝えられたきり、故障から回復できなかった。いや、満足にレース本番にのぞむことさえできなかった。
 ようやく昨2016年のニューイヤー駅伝、5区に出場。しかし、切れ味のある走りは見られずに区間9位。結局、これが公式戦、最後の姿になった。

 柏原くん、自身のコメントは短く「復帰のめどが立たないことから、第一線を退く」と。
 実業団入り後の5年間、そのほとんどを「治療やリハビリに専念しながら、回復する見込みがない」と見極めるにいたった、ということであろう。「山の神」の栄光も薄れていくなか、苦しい5年間であったろうと思う。

 これまでの陸上競技生活で受けてきた指導への感謝を述べ、今後は社業に専念するかたわら、普及活動にも取り組んでいきたい意向とのこと。
 第二の人生の平安を祈りたい。

 ……………

 重い課題をのこされたのは、箱根駅伝だ。
 歴代の”山の神”の、その後はどうか。

 今井正人(順大、トヨタ自工九州)くんは、伸びきれないで峠を越した感がある。
 神野大地(青学大コニカミノルタ)くんは、いまのところわるくはないようだが、先のことまではまだ、ワカラナイ。

 柏原くんについては、ここから先は個人的なことになるのかも知れない。
 腰痛の真因、回復をゆるさなかった状況を、詳しく知ることは不可能かも知れない。

 しかし、箱根の”山上り”5区が”過酷な登り”であることには、間違いない。
 「なんとかしないとイケナイ」危機感をいだく関係者も少なくない。

 箱根駅伝は青春の1ページ、という位置づけの 選手ならいざ知らず。
 この駅伝をバネに、長距離界の雄への飛躍、マラソン日本の復活を期待するのであれば……

 体育生理学上、”山上りのスペシャリスト”は身体リスクが大きすぎるのであれば……
 ルールを「山上りは1人1回かぎり」とすることも、たとえば、考えられていい。

 ”山上り”と”山下り”があってこその箱根駅伝の魅力、もちろんそれはある、けれども。
 それで、前途有為な選手の将来をうばってもかまわない、ことにはならないはずだ。