◎ウイルス感染〈#リバウンドにストップ〉 ぼくらが生きる〝新コロ〟後の〝新来〟社会(10)
◆春分の日(春彼岸・中日)
20日土曜日。
目黒の菩提寺へ、法要・墓参に出かけた…のだけれど。
開花宣言後の目黒川沿いを、ことしは歩かなかった。
去年の時季も同じ頃。ドッと繰り出した花見の人出にド吃驚。
途中で切り上げて帰ったことを、思い出していた。
その夜のニュース映像には、花見酒に泥酔した若者たちの痴態。
「もう、とまんない、だれか、とめてくんなきゃ…ダメだね」
なかのひとりが、めいっぱいのオダ気炎をあげていた。
(どうにもとまらない!)悲鳴には…しかし、コワイものが潜む。
ダレかイヤな奴が、網を手に待ちかまえている!
◆しょうがねぇ…からじゃなしに
「緊急事態宣言」解除は、もう効き目がない…と悟ったからだった。
新規感染者数は下げ止まって、横ばい…でこのままいってくれるか。
それとも、もいちどドカンとリバウンドするのか…ワカラない。
多くの庶民は、「三密回避」に耐えて我慢づよい…けれど。
なかに混じって、「ディープandディープ」の破茶滅茶連中。
彼らの蠢きを、なんとかしないことには、収束の日は遠い。
ニッポンは、過去の軍国(帝国)主義、暴走への反省?からか。
「非常事態宣言」といっても、ひたすら「お願い」の緩やかモード見せかけ。
欧米型のロックダウン(都市封鎖)方式は、とらないできた。
それはいい…のだけれど、1年間ただ「ひたすらガマン」の日々。
結果は「真綿で首を絞められ」ゲホゲホ…アヘアへ状態でしかなかった。
3度目の「緊急事態」=「真綿で首を絞められる宣言」に、ダ。
もういちど耐えようなんて「ヤセがまん」主義は、もうゴメン。
たとえば、「コロナ対応」世界ランキングのベスト3。
ニュージーランド、ベトナム、台湾(日本と似た環境の)いずれも。
対策のカギは、「➀早く、➁徹底的に、③公正に」にあった。
日本の「あやふや検査主義」も、いい加減にヤメさせなきゃな。
カネが出せないのか、ないのか。マン・パワーがたりないのか。
検査器・試薬の不足か。厚労省・専任担当官の頑迷・不服従か。
知らないが…このさい、膿を絞り出しきってから、出直したい。
このままでいけば、収束は来年以降になるだろう…と、識者は平然と言う。
識者・専門家たちの智慧にも救われない日々がジワッと首を絞めてくる。
「Go To…」だろうと、なかろうと。まわりに気兼ねばかりの旅じゃぁ。
地方の観光地収入だってケチなシレたものにしか、なるまいよ。
これも、つまりは、東京一極集中の弊害なの、ダ。
究極、「新コロ」問題は東京問題に帰結せざるをえない…ニッポン。
そんな日々刻々、ダラダラつづけるくらいなら、もうイッチョ。
一気にツメて、半月くらいニラんで、ダメならまたツメなおす!
ここはいっぱつ「ビートandスロー」でキメておきたい。