◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/ 点灯中!…しばらくは〈模索の旅〉がつづきます/⑥まさかボクが…
-No.2414-
★2020年05月01日(金曜日、昭和の日)
★11.3.11フクシマから → 3340日
★延期…オリンピック東京まで → 449日
★旧暦4月9日、上弦・半月
(月齢8.0、月出11:16、月没00:54)
◆体調くずした8日間の記
4月17日(土)あたりから疲れがでた。
「新コロ欝〔うつ〕」から、酒気をおびる日々がつづいたせいだろう、身体が怠〔だる〕かった。
…といっても、ぼくには習性みたいなもので、年に1~2度は経験する。す~っと眠気におそわれるのが最たる徴候で、たいがいは2~3日昼寝すれば治る。
齢…か、疲れがとれにくくなっている実感はあって。しかし…ふと(よせやい、まさかボクが新コロ感染じゃあるまいな)、弱った気力の隙をつかれる。
インフルエンザ・ワクチン接種はすませてあったが、鼻水がでて、気分はひたすら風邪っぴき。これも毎年のようにあることだ、けれども時期が時期だけに、ひっかかる。
労作性心筋狭窄を患ってからは、日課になっている血圧と体温の計測、これにも異常は認められず、体温は36度台の平熱をキープ。
けれど、なにしろ「新コロ」の場合、感染しても無症状というケースが8割くらいはある、と言われる。
おまけに高齢者には、重症化率の高いリスクがともなう。呼吸器系はいうまでもなく、循環器系や代謝系ほか、基礎疾患(これもイヤな表現だ)をもつ人は「さらに高リスク」とプレッシャーがかかる。
これじゃ、うっかり身動きもできない。ナニかあったら袋叩きに遭いそうな、この国の、他者排撃と利己保身の気配も不気味だし。
感染ながら「軽症」とされ、自宅待機させられていた患者が、ある日トツゼン重症化、そのまま死亡というケースもつづいては、たまらなく魂が冷える。
「かかりつけ医」は、具合がおかしくなったらレントゲンで肺に異常がないかを診ますから…言ってくれている、けれど。
それでも「PCR検査」してもらうには高いハードル(いま現在は限りなく絶望的)があるのだ。「陰性」かどうか確かめる術〔すべ〕なく、わが国では「抗体検査」も、これまた、なかなか受けられそうにない。
ついでに、吾が身に感染の怖ればかりか、同時に、ほかの人たちの感染源になっているかもしれない…のは、これまた、かぎりなく薄気味がワルい。
まったくっ…なんてこったぃ!
とまれ
…そうして8日…
おかげさまで高熱なく、咳きこみも息切れもなく、味覚&嗅覚の異常もなくすぎて、次の土曜25日には、またいつもの酒気おびに復帰して、いまこの記事を書きながら内心ホッとしている。
でも、「新コロ陰性」にしても、「いつのまにか感染してもう治ってる」にしても、おスミ付をもらったわけではない、安心はできない。
(そう、いまは安全がのぞめないのはヤムヲエナイ、ただ少しでもいい安心だけがほしい)
皆さんと同じ、「生殺し」の状態にある。
いま〈くたばる〉わけにゃいかないから、ひたすら「自粛」に協力…してガンバッてるけれどサ。
ほんと、ジョーダンじゃないぜ、この国のヤリ方はひでぇもんダ……
(政治家たちよ、あんたたちいったい、誰のために政治やってるのか、ワカッテルかい!)