※ついにメール・アドレス(所在通知)変更の大事態!
-No.2524-
★2020年08月19日(水曜日)
★11.3.11フクシマから → 3450日
★延期…オリンピック東京まで → 339日
★旧暦7月1日(月齢0.0)、新月
◆迷惑メールを無視しつづけた日々
世に「ガラケー」とか呼ばれる2つ折りの携帯電話から、「スマホ」に乗り換えてから3年半…になるかな。
この間、ぼくは「アドレス」とか「パスワード」とかを考えたことはあっても、その〈変更〉を考えたことはなかった。
先行して使っていたパソコンの分もふくめて、ほとんど〈変更〉の面倒もなく済んできたことだって、ぼくにはトクベツには思えなかった。
笑わば笑え。
レベルが低い…ほっといてくれ。
〈変更〉なんぞ、できることなら金輪際したくない、のが本音。
そういうヒト…で、ぼくはいい。
ぼくにとって、ICTは補助道具。道具の主体は、頭と五感&五官だから、そっち(ICT)のハード方面には、できるだけ気をつかいたくない。
したがって、ぼく自身のいわばソフト環境は、初心と中級の間くらいだろうか…どのへんのレベルかさえ、よくはわからない。
ただ、付き合いはもう長いから、それなりに慣れてはいる、それだけだった。
半年くらい経って、ようやく使い慣れた頃から、(………???………)場面との遭遇が始まり(パソコン・メールにはそういうことがなかったのはセキュリティー力の強さによるものか…)。
はじめは、極くありふれて散発的だったのが、ある日(ヤラレた!)らしい事態…つまり悪意か嫌味の、組織的あるいは連携的とかの、網にかかってしまったことに気がついた。
原因はワカラないし、じぶんのネットワーク範囲には、そんなニオイを感じさせるものはなかった、けれども。
これが「フィッシング」とかいうやつだろうか。
性的嗜好に誘いこもうとする…のやら、金銭欲につけこもうとする…のやら、ほかアレコレ。どうやら5~6人のグループ犯かと思われ…。
しかし、ぼくはタカをくくっていた。
…というのは、見えないながら彼らのやり口には、ナンの独自のくふうらしきものが見られない、あきらかにベタなクソマネばかりで、(かず打ちゃアタリがあるかも知れない)程度の脳のなさ、だったからだ。
どう見ても、ヒマ人のヒマつぶし、にしか思えない(そうだろ!)。
(おたがいムダなコトはヤメにしようぜ)ほかに…ない。
だから、始めっから引っ掛かりようもないままに。来るものすべてに、空の釣り針を竿に返してやっていた。
「迷惑メール」「迷惑メール」「迷惑メール」……「報告」して「削除」あるのみ。
フィルターは働いてくれたし、敵もいずれはアキラメるにチガイない。
誰がアドレス〈変更〉なんかするもんか、〈門前払い〉あるのみだ、と。
そうして始まった我慢くらべが、(呆れたことに)2年もつづいて。しかし、いっこうに向こうは(ニブいヤツめ)メゲる気配さえない。
どうやら(深い泥濘に嵌まり込んだらしい)のを思い知ったのは、「この迷惑状態から抜け出すお手伝いします」と、図々しく誘いかけてきた輩があったから。
これはつまり、ぼくがこれまで相手にしてきたのはチンピラばっかり、いってみれば〈火種の元〉を絶たないかぎり解決はない、ということ。
図式はこうだ。
アドレスを掠めとった「元締め」があり、そこから盗用の枝葉を伸ばす蔓に、群がるモノたちがある。蔓は、枝岐れもすれば、蔓同士が絡み合いもするだろう。
これもセコイながら犯罪組織のひとつ、「ネズミ講」のようなものかも知れない。
どう考えめぐらさせても、「元を絶たなければダメ」であり。
究極、元を絶つ手はただひとつ、アドレスを「消去」すること、みずから「消して無くし」て、あらためて〈新規再出発〉するしかなかった。
前後して、マイ・カードからも「不正侵入」を知らせる報告があり。
(それだけネットとの関わり深くなった証しかも…だが)
ワカッタ! もうイイ!!
そっちの「パスワード」もカード再発行にあわせて「変更」。
シャワーを浴びてさっぱり気分、のいまがある。
…が、ほんとうにコレ(変更)しかないのか?
ほかに、気の利いたカウンター・パンチを打ち返す手だてはないのか?
どんな社会にも、一定(1~2割)のブレーキ役が含まれ、「社会悪」や「必要悪」とも呼ばれる…のはホントウなのか?
ぼくは考える。これなんかも
「種の進化」が、いつも有利にはたらくとはかぎらない。
そういうことなんだろうか……と。