◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/ 点灯中!しばらくは〈模索の旅〉がつづきます ⑲賭け麻雀
-No.2442-
★2020年05月29日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 3368日
★延期…オリンピック東京まで → 421日
★旧暦4月7日、弓張月
(月齢6.4、月出10:14、月没....:....)
◆「賭けごと」だと思っていないアヤウさ
「賭け麻雀」で辞職に追いこまれた黒川弘務、前東京高等検察庁検事長。「訓告」処分でも、退職金はちょい減額程度でオーケー…という超呆れのハナシ。
これ自体、秘密の事情を明かさせない、裏約束があったことを疑わせて不快きわまりないものでした、が。
いっぽうで、この賭け麻雀には、マスコミ人の方から誘いをかけた〝接待〟臭もフンプン、噎せ返るほど濃厚で気色わるい。
そうなんです。
日ごろ正義をふりかざして(?)いるのが、極まりわるいせいか、あるいは、そんな無理の捌け口かはワカリマセンが…マスコミ関係者の間にも、「賭けごと」は浸透(もちろん一部にだとは思うけれど…)しており。
世の中
レートの高を別にすれば、「賭け麻雀」は極くふつうのことになっています。
告白すればボクなんぞも、その末席を穢して、ハマっていた過去がアル。
あのときは正直、「賭けごと」だなんて意識は、金輪際なし。
マジで「遊び」だって思ってましたね。
また
「遊び」との区別、とか言いますけど。
これがまた難しくて、線引きなんかとてもできない。それぞれの仲間うちの、暗黙に了解してる収入によっても、おのずと高は違ってもきますしね。
レートが安ければお目こぼし…がジョーシキになっている、フシもあります。
そもそもが
「賭け麻雀」て、日本の刑法ではリッパな「賭博罪」なんですよネ!
ナンか、ドッか、とち狂ってませんか?
だいいち、たとえ意識は「遊び」であっても、やっぱり勝負は勝ったほうが愉快だし、その結果に現金〔げんなま〕がついてまわれば、昂奮も味わえ、憂き世を忘れられる、という仕掛け。
「新コロ」自粛ムードのなかで、要請に応じない「パチンコ屋」が避難されましたけど、その背後には、店が開けばガマンできずアソビに行く客層があります。
「パチンコ」も「賭け麻雀」も根っこは同じで、ともに一種の文明病と言っていい。
そんな病いを、どう治療するのか?
治らない(非常に直り難い)病いを承知で、「カジノ」付き統合リゾート施設などつくっていいものか、どうか?
……でしょ!
これらもひっくるめて、このさい、よ~く考えおきたい。
これは、またとないいチャンスじゃないだろか……