どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/  点灯中!しばらくは〈模索の旅〉がつづきます   ⑲賭け麻雀

-No.2442-
★2020年05月29日(金曜日)
★11.3.11フクシマから → 3368日
★延期…オリンピック東京まで → 421日
★旧暦4月7日、弓張月
(月齢6.4、月出10:14、月没....:....)




◆「賭けごと」だと思っていないアヤウさ

 「賭け麻雀」で辞職に追いこまれた黒川弘務、前東京高等検察庁検事長。「訓告」処分でも、退職金はちょい減額程度でオーケー…という超呆れのハナシ。
 これ自体、秘密の事情を明かさせない、裏約束があったことを疑わせて不快きわまりないものでした、が。

 いっぽうで、この賭け麻雀には、マスコミ人の方から誘いをかけた〝接待〟臭もフンプン、噎せ返るほど濃厚で気色わるい。

 そうなんです。
 日ごろ正義をふりかざして(?)いるのが、極まりわるいせいか、あるいは、そんな無理の捌け口かはワカリマセンが…マスコミ関係者の間にも、「賭けごと」は浸透(もちろん一部にだとは思うけれど…)しており。

 世の中
 レートの高を別にすれば、「賭け麻雀」は極くふつうのことになっています。
 告白すればボクなんぞも、その末席を穢して、ハマっていた過去がアル。
 あのときは正直、「賭けごと」だなんて意識は、金輪際なし。
 マジで「遊び」だって思ってましたね。

 また
 「遊び」との区別、とか言いますけど。
 これがまた難しくて、線引きなんかとてもできない。それぞれの仲間うちの、暗黙に了解してる収入によっても、おのずと高は違ってもきますしね。
 レートが安ければお目こぼし…がジョーシキになっている、フシもあります。

 そもそもが
 「賭け麻雀」て、日本の刑法ではリッパな「賭博罪」なんですよネ!
 ナンか、ドッか、とち狂ってませんか?

 だいいち、たとえ意識は「遊び」であっても、やっぱり勝負は勝ったほうが愉快だし、その結果に現金〔げんなま〕がついてまわれば、昂奮も味わえ、憂き世を忘れられる、という仕掛け。

 「新コロ」自粛ムードのなかで、要請に応じない「パチンコ屋」が避難されましたけど、その背後には、店が開けばガマンできずアソビに行く客層があります。
 「パチンコ」も「賭け麻雀」も根っこは同じで、ともに一種の文明病と言っていい。

 そんな病いを、どう治療するのか?
 治らない(非常に直り難い)病いを承知で、「カジノ」付き統合リゾート施設などつくっていいものか、どうか?
 ……でしょ!

 これらもひっくるめて、このさい、よ~く考えおきたい。
 これは、またとないいチャンスじゃないだろか……