◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/ 点灯中!しばらくは〈模索の旅〉がつづきます ⑮「重点医療機関」指定
-No.2433
★2020年05月20日(水曜日)
★11.3.11フクシマから → 3359日
★延期…オリンピック東京まで → 430日
★旧暦4月28日
(月齢26.9、月出03:19、月没16:17)
◆もったいないなぁ…
ぼくは、〝閉院〟の知らせをうけたとき、そう思いました。
(まだ…充分に使えるのに…)
相模原市にあった「北里大学東病院」です。
県道「相模原町田線」を挟んですぐ南西側には、本院「北里大学病院」があって、県道には「北里通り」の名もあるほど。
(考えてみると相模原市は、大きな病院の多いところで、ぼくのように隣接する町田市から訪れる患者も少なくないはず…)
その「東」病院が、ことし3月末をもって〝撤退〟したのは、本院を設備拡充して〝統合〟の方向になったからでしょうし。
そこには、国による医療機関整理(規模縮減)の方針も影響していたでしょう。
ぼくが、この「東」病院で〝閉院〟まで、「心臓二次予防」の検診と「心臓リハビリテーション」の運動治療をつづけていたことは、すでにお話しました。
その、お世話になった病院が(閉まる)戸惑いもありましたが…。
(もったいない)、(惜しい)と想ったのは、ほかでもありません。
場所もよく、土地も広い、良好な条件からすれば、売却後は、なにかの工場にでもなるのでしょう、が。
病院と言う特殊な建物は、ほかの業種に転用となれば、解体せずにそのまま〈居抜き〉再利用というわけにはいかないし。
取り壊すには、無になる特殊な設備など、もったいなさすぎる…から。
ぼくは、使い途があるものなら(なんとかならないものか…)と痛感させられたものでした。
それが…
◆「新コロ」事態で急遽復活
5月18日になって、急展開。
対「新型コロナウイルス専用病院」、入院ベッド数50床の「重点医療機関」として再活用されることが決定。
この報道には、正直、ほっと肩の荷が下りた気分でした。
多くの方々が指摘されているとおり、「医療」は単なる〈医事〉にとどまらない、だいじな「国の安全保障」。
疎かにすることは許されません。
少子高齢化社会だから…といって、費用を惜しむなんてとんでもない。そういう時代だからこそ、むしろ、より一層の手厚い用意がなければならないはずです。
また、ここでいったんは勢いが治まっても、秋から冬の「ウイルス好環境」季になれば感染の再来が予見されているのです。
国(政府)よ、検査体制の万全の備えとともに、医療崩壊をおこさない国民への安心提供を、忘れてくれるな!