どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/  点灯中!しばらくは〈模索の旅〉がつづきます  ⑮「重点医療機関」指定

-No.2433
★2020年05月20日(水曜日)
★11.3.11フクシマから → 3359日
★延期…オリンピック東京まで → 430日
★旧暦4月28日
(月齢26.9、月出03:19、月没16:17)




◆もったいないなぁ…

 ぼくは、〝閉院〟の知らせをうけたとき、そう思いました。
 (まだ…充分に使えるのに…)
 相模原市にあった北里大学東病院」です。

 県道「相模原町田線」を挟んですぐ南西側には、本院「北里大学病院」があって、県道には「北里通り」の名もあるほど。
 (考えてみると相模原市は、大きな病院の多いところで、ぼくのように隣接する町田市から訪れる患者も少なくないはず…)

 その「東」病院が、ことし3月末をもって〝撤退〟したのは、本院を設備拡充して〝統合〟の方向になったからでしょうし。
 そこには、国による医療機関整理(規模縮減)の方針も影響していたでしょう。

 ぼくが、この「東」病院で〝閉院〟まで、「心臓二次予防」の検診と「心臓リハビリテーション」の運動治療をつづけていたことは、すでにお話しました。
 その、お世話になった病院が(閉まる)戸惑いもありましたが…。
 
 (もったいない)、(惜しい)と想ったのは、ほかでもありません。
 場所もよく、土地も広い、良好な条件からすれば、売却後は、なにかの工場にでもなるのでしょう、が。

 病院と言う特殊な建物は、ほかの業種に転用となれば、解体せずにそのまま〈居抜き〉再利用というわけにはいかないし。
 取り壊すには、無になる特殊な設備など、もったいなさすぎる…から。
 ぼくは、使い途があるものなら(なんとかならないものか…)と痛感させられたものでした。
 それが…

◆「新コロ」事態で急遽復活

 
 5月18日になって、急展開。
 対「新型コロナウイルス専用病院」、入院ベッド数50床の「重点医療機関」として再活用されることが決定。

 この報道には、正直、ほっと肩の荷が下りた気分でした。
 多くの方々が指摘されているとおり、「医療」は単なる〈医事〉にとどまらない、だいじな「国の安全保障」

 疎かにすることは許されません。
 少子高齢化社会だから…といって、費用を惜しむなんてとんでもない。そういう時代だからこそ、むしろ、より一層の手厚い用意がなければならないはずです。

 また、ここでいったんは勢いが治まっても、秋から冬の「ウイルス好環境」季になれば感染の再来が予見されているのです。

 国(政府)よ、検査体制の万全の備えとともに、医療崩壊をおこさない国民への安心提供を、忘れてくれるな!