どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/  点灯中!しばらくは〈模索の旅〉がつづきます   ⑭パンスト輪切り&「ねっぱぐな」

-No.2431
★2020年05月18日(月曜日)
★11.3.11フクシマから → 3357日
★延期…オリンピック東京まで → 432日
★旧暦4月26日、有明の月
(月齢24.9、月出02:26、月没14:26)






 この「新コロ」騒ぎ。
 ミキサーにかけられたが如き滅茶苦茶、攪拌状態のなかで。
 ふだんは見えていなかった世の中の隙き間に、意外なオモシロ事実がアレコレ明らかに、知られるにいたって。
 ぼくをウレシがらせてくれている。
 そんななかから、とびきりの二つをご紹介。

◆「ゴムひも」がわりに「パンスト輪切り」

 アベノマスクが、なかなか届かない(町田市のわが家には未だ…)不評ふんぷんのなか、「手づくりマスク」でいこう、という動きが各地で盛んに。

 そうなったら、こんどは、ガーゼや布などの材料が品薄になり、マスクを耳にかける「ゴムひも」も手に入りにくくなりました…が。
 びっくり仰天したのが、そのウマい解決策。

 なんと、あのパンティーストッキングの、御御脚〔おみあし〕のあたりを、どこでも2~3cm幅に輪切り。
 あとは、そいつをクリクリッと指2本で伸ばせばア~ラふしぎ、即席「輪ゴム」のできあがり!

 すっかり興奮して、かみさんに報告したら…
 「あぁ、それなら知ってるわょ」と。
 ついでに、追い打ちかけるように…
 「わたしは履かないから…ざんねんね」と。

 つまり、輪切りを試してみたい、ボクの夢は儚く消えたのでした……

◆「ねっぱぐな」

 このコトバの前には、「し(そ)たらに」がつくのです。
 なんとなく…ふんいきワカりますよね。そう、
「そんなにくっつくな(密接するな)」
 という意味。

 この表現は、語尾がしばしば「…でねぇ」になります。
 はい、これ津軽弁でやすよ。

 この情報にブチあたったとき、ぼくは思わず(ンだ、ンだ)とハジケて、叫んでしまいましたデスもんね。

 これが「新コロ」騒ぎに便乗、対策商品の缶バッジになって、いまや人気の青森土産なんだそうです。
 関連バージョンは、もう二つ。

「いづだかんだ あさぐな(不要不急で出歩くな)」
「たがれば まいね(集まったらダメだ)」

 でもさぁ、これじゃ
 ぜ~んぜん、 ワカランもんね。やっぱり
「したらに ねっぱぐな」
 にハナマルきまり!

 うちのかみさん、道南の渡島(出身)なんだわ。でね、
 渡島には、津軽から移り住んだ人ら多いもんでさ。
 (わかんねぇよ、爺さま婆さまの津軽弁なんちゃ、まるっきり宇宙語だぁ!)
 したらば、そんでも、よくしもんだでゃ、ワカランながらに、ちぃ~とは通じるとこもあったりすんだわね……

 この缶バッジは、弘前市の印刷屋さん田村商店のアイディア・ヒット品。
 ショッピングサイトでも買える(1個300円)そうですよ。

 二人で付けて、「ねっぱぐな」や!