◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/ 点灯中!しばらくは〈模索の旅〉がつづきます ⑭パンスト輪切り&「ねっぱぐな」
-No.2431
★2020年05月18日(月曜日)
★11.3.11フクシマから → 3357日
★延期…オリンピック東京まで → 432日
★旧暦4月26日、有明の月
(月齢24.9、月出02:26、月没14:26)
この「新コロ」騒ぎ。
ミキサーにかけられたが如き滅茶苦茶、攪拌状態のなかで。
ふだんは見えていなかった世の中の隙き間に、意外なオモシロ事実がアレコレ明らかに、知られるにいたって。
ぼくをウレシがらせてくれている。
そんななかから、とびきりの二つをご紹介。
◆「ゴムひも」がわりに「パンスト輪切り」
アベノマスクが、なかなか届かない(町田市のわが家には未だ…)不評ふんぷんのなか、「手づくりマスク」でいこう、という動きが各地で盛んに。
そうなったら、こんどは、ガーゼや布などの材料が品薄になり、マスクを耳にかける「ゴムひも」も手に入りにくくなりました…が。
びっくり仰天したのが、そのウマい解決策。
なんと、あのパンティーストッキングの、御御脚〔おみあし〕のあたりを、どこでも2~3cm幅に輪切り。
あとは、そいつをクリクリッと指2本で伸ばせばア~ラふしぎ、即席「輪ゴム」のできあがり!
すっかり興奮して、かみさんに報告したら…
「あぁ、それなら知ってるわょ」と。
ついでに、追い打ちかけるように…
「わたしは履かないから…ざんねんね」と。
つまり、輪切りを試してみたい、ボクの夢は儚く消えたのでした……
◆「ねっぱぐな」
このコトバの前には、「し(そ)たらに」がつくのです。
なんとなく…ふんいきワカりますよね。そう、
「そんなにくっつくな(密接するな)」
という意味。
この表現は、語尾がしばしば「…でねぇ」になります。
はい、これ津軽弁でやすよ。
この情報にブチあたったとき、ぼくは思わず(ンだ、ンだ)とハジケて、叫んでしまいましたデスもんね。
これが「新コロ」騒ぎに便乗、対策商品の缶バッジになって、いまや人気の青森土産なんだそうです。
関連バージョンは、もう二つ。
「いづだかんだ あさぐな(不要不急で出歩くな)」
「たがれば まいね(集まったらダメだ)」
でもさぁ、これじゃ
ぜ~んぜん、 ワカランもんね。やっぱり
「したらに ねっぱぐな」
にハナマルきまり!
うちのかみさん、道南の渡島(出身)なんだわ。でね、
渡島には、津軽から移り住んだ人ら多いもんでさ。
(わかんねぇよ、爺さま婆さまの津軽弁なんちゃ、まるっきり宇宙語だぁ!)
したらば、そんでも、よくしもんだでゃ、ワカランながらに、ちぃ~とは通じるとこもあったりすんだわね……
この缶バッジは、弘前市の印刷屋さん田村商店のアイディア・ヒット品。
ショッピングサイトでも買える(1個300円)そうですよ。
二人で付けて、「ねっぱぐな」や!