◎「新コロ〝濃霧〟」の道を照らすフォグランプ/ 点灯中!…しばらくは〈模索の旅〉がつづきます ⑩ふわっと…ゆるんだ空気
-No.2423
★2020年05月10日(日曜日)
★11.3.11フクシマから → 3349日
★延期…オリンピック東京まで → 440日
★旧暦4月18日
(月齢16.0、月出21:50、月没06:47)
◆ぼくに「霊能」はない…けれども
「空気を感受」する能力はある、と思っています…おそらくふつうの人よりは。
空気は「環境の状況」で、感受は「ヨムのとは別」気ばたらき。
ぼくの棲み家は都会郊外だけれど、自然の「匂い」には、心がけて敏感にすごしてきました。
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大型連休あけの7日、早朝。
いつものように外に出て五月晴れの空を仰ぎ、胸いっぱいに空気を吸ったら、味わいのチガイ目に見えて良くなっていました。
つぶされてしまいそうな重さが、ふわっと軽減して感じられ。
政府の「出口戦略」はないまま…ながら、空気には希望が芽生え、不安を少し押しのけてくれました。
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かみさんの心臓、定期診察に付き添って昭和医大藤が丘病院(横浜市青葉区)へ。
6年前に「うっ血性心不全」手術、2年前にも「非弁膜症性心房細動」カテーテル・アブレーション術を受け、予後は月に1度、経過を診てもらってきたのですが。
「新コロ」以来、その病院入口玄関で行われている非接触体温計測、両手の消毒、体調の問診。
する医療側にも、される患者側にも、これまでになかった気もちのゆとり…が感じとれました。
循環器科担当(施術)医に受診の結果は、2年間、毎度なにかしらの所見を指摘されてきた体調の推移に、月1詣での甲斐あって、ようやく先生に「いいでしょう」の笑み。
無事、次は1年後の受診に切り替わて、爺ちゃ&婆っちゃのいい年寄り二人が、診察室を出て「やったね」のハイタッチ。
気もちよく病院を後に、もういちど空を仰いで…
「ちょっと、待て」
あらためて、キュッと身のひきしまる思いがしました。
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今朝の、あの、ふわっと軽やかに感じられた空気は…
「油断」にすぎなかったのかも知れない。
新型コロナウイルスも、きっと、新たな「進化」「変異」を獲得しているに相違なく。
一方こちらは、その全体像さえ捉えてもいなければ、医療体制も不足したまま。
第2波を抑えこめたどうかも、わからないんですから。
高齢・基礎疾患ありの爺っちゃ&婆っちゃは、「感染したら救われない」覚悟が要るのですから。
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とまれ
かみさんのカムバックを祝って、ひさしぶりの日本酒、いただきものの「獺祭」で乾杯。
翌朝、わが家では、ほぼ週に2度にしている食料品の買い物。
週末、車で、おひとりさま、連休明け金曜日のデパ地下に出かけたら…
なんと、昨日ふわっと感じられた空気のまま、人出は倍増。
フロア入口には〝入場制限〟の列ができ、レジにも順番待ちの列…
早々に買い物すませ、そそくさと引き上げてきました。