※〈ローリングストック食〉にも佳さそうな… / 「ミツカン」の新ブランド「ZENB(ゼンブ)」
-No.2345-
★2020年02月22日(土曜日)
★11.3.11フクシマから → 3271日
★ オリンピックTOKYOまで → 153日
★旧暦1月29日
(月齢28.2、月出05:43、月没16:03)
★〝桜〟開花まで積算600度追跡=21日まで270℃
◆チョコのお返しに「ZENB」
ことし74歳のボクにも、またバレンタイン・チョコが贈られて来た。
ギリというよりナグサメ、あるいはアソビの香り濃厚なこと、いうまでもない。
ことしのギリは、かわいらしい小さな抽斗5つに納まったのが、2ケース。
「おばちゃんとお二人でどうぞ」と、念の入ったことだった。
さて…
1つめの抽斗を開けて、中のチョコを…まだ味わいもしないうちに、
「ことしはホワイト何にするの?」
〝おばちゃん〟の発言に、「それはないで笑」になってしまったわけだった、けれども。
即座に(うん、アレだな)、ぼくの脳裏にはヒラメくものがあった。
……………
愛知県知多半島の半田市に、「ミツカン酢」で世界に知られた会社(現在は株式会社Mizkan)がある。
幼児、「お酢」が苦手だったボクは、いまでも〝三本線の下に丸〟「みつかん」のマークを見るたびに喉の奥に唾が湧く。
企業としての「ミツカン」に親しみがもてるようになったのは、ビン詰め味付けポン酢の元祖「ミツカン味ぽん」が人気になった昭和39年(1964)頃からで、その後、開館した博物館「酢の里」(昭和61年=1986、現在は「MIZKAN MUSEUM」)にも訪れている。
想い出の、思いっきり〝酸っぱい会社〟は、いまや国民食「納豆」でも「金のつぶ」で知られる大メーカー(納豆菌の保有数では日本一という)であり、「やがて、いのちに変わるもの。」のコーポレート・メッセージをひっさげて総合食品メーカーの道を行く。
その「ミツカン」。
「ミツカン水の文化センター」をもち、山林の育成やビオトープの開設など環境活動も意欲的なメーカーが、いよいよ「サステナブル(持続可能な)食糧生産」への貢献という、王道を歩み始めた。
いかなるものなりや!
発売の知らせをキャッチしたのは、新ブランド名「ZENB」。
「新感覚野菜」と銘うって、コマーシャル・メッセージに「まるごとだから濃厚な味わい」、「まるごとなのがカラダにうれしい」と表現されるとおり。
野菜や豆や穀類の、皮や芯から種や莢〔さや〕まで、可能なかぎりゼンブを濃縮。細かくつぶすことで「美味しさ丸ごと」で「健康と環境にいいもの」を、というふれこみである。
昨19年3月から発売されたばかりの品は、まず「スティック」食品と「ペースト」の2種類だが。
〝天然・無添加〟派、〝食品ロス〟なくしたい派の、ぼくとしては外せない。
通販サイトにアクセスしたのが1月の下旬。
「コーン」「ビーツ」「パプリカ」「パンプキン」「枝豆」の「スティック」5種と。
「コーン、枝豆、ビーツ、パプリカ、えんどう豆」の5種がある「ペースト」の中から、「コーン」と「枝豆」の2種を、とりよせ食べてみた。
結果…Good! イイんでないの。
「スティック」は…菓子…だろうけれど、少量でもシッカリ食べ応えがあり、賞味期限も3月ほど余裕があるので「ローリング・ストック」の備蓄用にも(予想どおり)ヨシ。
「ペースト」は、トースト・バター・パンに薄く塗ってみたら、上品なツヤも味わいも、これまたヨシ。アイスクリームやヨーグルトにかけても、牛乳や豆乳に混ぜてもイケル!
この「ペースト」を使ってのレシピ・メニューには、マヨネーズ、ドレッシング、スープ、スムージーなどがあって、これはなるほど、シェフたちによろこばれそうな〝素材〟であった。
(現在は通販が中心だが、国内だけでなく海外にも販売。実際、レストラン・シェフなどから好評を得てもいるようだ)
なにしろ、添加物・白砂糖や動物性原料なし。穀物・ナッツを加えて食物繊維とポリフェノールたっぷり。サックリ&トロ~リ食感に、いい出逢いがあって…
そういうわけで、タイミングもよし。
ことしの「ホワイト・デー」ギフトは、この「ZENB」にきめた。