どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

箱根路を巡りつつ、新たな1年をこころに期す

-No.1578-
★2018年01月16日(火曜日)
★11.3.11フクシマから → 2504日
★ オリンピックTOKYOまで →  920日











箱根駅伝<往路>ゴールに迎え、<復路>山下りを見とどけて…

 ぼくは、かみさんと二人、ひさしぶりの箱根路を巡り。
 新たな…そうして否応なしに、年ごとに短くなっていく1年を…だからこそ一層(こころして命かがやけるものしたい)想いをたしかめた。

 好きな場所のひとつに強羅の「箱根美術館」がある。
 東洋美術コレクションの展示も、さりげない格調のたかさが佳いのだ、けれど。
 それよりなにより、手入れの佳さ、これもさりげない苔の庭「神仙郷」の趣きと、そのなかに楚々と佇む富士見亭が佳く。
 明神・明星ヶ岳など箱根外輪山をバックに、相模灘までの眺望にもすぐれている。

 そこまでは、おそらく皆さんとかわりがない…のだが。
 ぼくの変わっている(ホントにはそんなこと微塵も思ってはいないのダ…もちろん)ところは、(こんなのもやっぱり〝冬枯れ〟というしかないのだろうか…)苔の見えない庭の味わいもまた佳い、とているのだ。

 それは。
 霜除けに藁を被せ、縄で抑える養生法がとてもやさしい、から。

 その苔の庭、そぞろ歩きつつ、ボクは想う。
 ひとつ「欲ばり」愉しんじゃおうかぃ…と、悪戯っ子にも似た心境で。

 「欲ばり」な態度は、褒められない。(よしなよ)ぼくだって、たしかにそう思う。
 いっぽう、「欲ばり」なくらい自分が愛しくなけりゃイケナイ、のもまた、たしかで。
 ただ、この年になると(他人ではなく自己判定の)無理もイケナイから。
 そこの見極めあやまりなく「欲ばり」であろう、と想いきめた。

 体力の維持である、できうるかぎり減衰ご免こうむる。
 この覚悟は、年末にも、述べた。
 これ、ぼくに<不言実行は無理>だから、かさねて自身に言っておく。

 昨2017年、歩数計(かつては〝万歩計〟などと強制がましく呼ばれたモノ)で1日の歩数を記録(最高は13,500歩)。
 週間(最高35、800歩)、月間(最高118、500歩)と積み重ねてきたのを、年末に年間の集計をしたら854、450歩になっていた。
 運動好きでもないのに(歩けるもんだな)と驚いた。
 (嗤える向きには嗤ってもらって、一向にかまわない)

 ことしは100万歩に伸ばしたい、「欲ばり」になっている。
 だいじなのは、スポーツ・ジムやらなんとかクラブ、なにやら教室なんぞに通うのではなく、散歩という趣味擬態ふうの半強制事でもなしに(このへんがいかにもへそ曲がり…ワカッている)、「出かけることは歩けること」ぼくの、もっとも自然の生理にしたがったやり方でポイントを上げていこう、という。

 げんに新年早々、2・3・4日の箱根路めぐりをした2018年の第1週は、ほろ酔い気分のなかでも週間24、700歩、まぁまぁの結果が出ている。
 これに、2週間ごとの「心臓リハビリ」運動治療、30分のエルゴメーター(自転車ペダル漕ぎ)も熟〔こな〕していければ、まずはヨカろう。

 課題は、昨秋から発起した「週3日お出かけ」習慣、ややお疲れ気味と気づいてもなお、ややムキになってガンバったツケが腰痛をまねいたこと。

 閑かな茶室でお抹茶いただきながら、こころに期す。
 よいかおぬし、すぎた無理はイカン…ぜよ。
 怠けんように、甘やかさんように。








◆「箱根フリーパス」をつかいきる

 箱根登山鉄道の終点「強羅」から先。
 大涌谷の空中散歩「箱根ロープウェイ」は、発生ガス濃度が高いため只今「運行停止中」。
 やむなくバスで仙石原を経由、芦ノ湖西岸の桃源台にまわりこむ。

 新たな1年に期す…ことの、もうひとつは文筆。
 まずは1冊の上梓、1冊の出版準備をすすめること。

 そこで、だいじに思っているのが「呼吸の文章法」。
 つまびらかには…つまるところ…本になったのを読んでいただくしかない、のだけれども。

 キーワードになるのは「句読法」と「わかち書き」。
 いまの世の、なんとしても生きるに息ぐるしい状況からの抄い…としたい。

 わかりやすく言えば、いま多くの人たちがほとんど生活習慣として(なんのためか知らず、なにかしら〝有毒の予防〟に思ってか…)マスク手ばなせない、そんなオカシな環境からの脱出口をもとめたい、と思う。

 桃源台のビューレストラン。
 観光「海賊船」が大勢の外人客さんたちにも人気抜群の、湖水を見晴らすガラス窓からは新春の陽が眩しすぎて、汗ばんでくるほど…だったけれど。

 さすがに吹く風は、肌を刺す冷たさ。
 それでも、ぼくが上甲板に立っていたかったのは、芦ノ湖の富士をしっかり見おさめておきたかったから。
 ふと気づくと、この船上にはなぜかマスク姿が目だたない。
 ぼくには(透けた空気の気もちよさからだろうか…)と思われた。

 結局、雪化粧の富士の景は元箱根港に着くまでオアズケ。
 大学駅伝の<往路>ゴールと<復路>スタートで、あれほどごった返した箱根町芦ノ湖駐車場の付近も、いまは吹き抜ける寒風のなかに、ひっそり。

 (おじゃまさま)
 ぼくたちは箱根新道経由のバスで、小田急ロマンスカーの待つ湯元へ。

 結果、このたびは。
 「行きたいところ、かならずしも人気観光地ではない」ぼくたちにしては珍しく、〝お得〟が売りのフリーパスを有効に使いきって小旅行をおえることができたのだった。

 こんな正月もたまには…いいねぇ。