どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

〝女医さん〟に診てもらったほうが長生きできる/ そりゃそうだろう…ことが証明された

-No.1405-
★2017年07月27日(木曜日)
★11.3.11フクシマから → 2331日
★ オリンピックTOKYOまで → 1093日



◆〝いのち〟には女医さん!

 
 ことし、年明け早々だった。
 女性医師に診てもらった方が、男性医師だった場合とくらべて「患者は長生きできる」という研究結果がでて、いま話題になっている、と。
 アメリカの話しである。
 ハーバード大学の研究グループが行なった、100万人以上の入院患者データ(2011~14年)を分析した結果だという。

 (そりゃそうだろう)とぼくは、まず思った。
 男性で入院経験のある人には、あるていど共通した認識ではなかろうか。よほどヒドイのにあたってしまった気の毒な人を除けば…。
 ごくアタリマエに思われていたことを、まじめに科学的に実証しようとする態度が、ボクは好きである。

 とくに、深く命にかかわる臨床医学については、どしどしこの方面の分析、検証を進めてもらいたい。
 その建物に一歩足を踏み入れただけで血圧が上がってしまうなど、とかく、なにかと患者にとってはハードルの高い病院である。医者にはコワくて逆らえない気分がある。

 新聞の記事は、さらに興味ぶかくつづく。
 調査対象は、65歳以上の、まぁまぁ、高齢者層といっていい。若いうちは、とかく無頓着なものだから…な。

 なにも男性にはかぎらない…らしい。そうだな、医療においては男女同レベルといっていいかも知れない…な。

 肺炎などで急性期病院に緊急入院、総合内科医の診療を受けた人たち。うむ、外科はまたちと事情がチガウか…な。

 そんな人たちの〝入院後〟と〝退院後〟の経過を調べた結果、統計的に無視できない差が現れたのだ、という。
  ・30日以内の死亡率は、男性医が担当の場合11.5%、女性医だと11.1%(-0.4ポイント)。
  ・30日以内の再入院は、男性医の場合15.6%、女性医だと15%(-0.6ポイント)。
 数値的には一見わずかな差だが、統計的にはなるほど有意かと思われる。
 すべての担当医が女性だったとすれば、〝入院後〟30日以内に亡くなる患者は年間32,000人も少なくなる、そうな。

 これはデカい、彼岸が遠くなくなったわが身にはジンと沁みる。
 ぼくが心臓カテーテル術を受けて入院したときも、施術は男性医だったが担当医は女性、その後、心臓二次予防センターに移ってからも担当はやはり女性医だった。
 ヨカッタと思う。

 ナニがどうと具体的にいちいちは言えないけれども、わかりやすく譬えれば、スポーツの試合におけるパートナー(女性医)とジャッジ(審判員=男性医)くらいのチガイがある。
 諄いようだが、これはデカい。はっきり言えば、キミは味方か傍観者か、なのだ。

 じっさい、研究グループ員の証言によれば「病状の重い患者ほど担当医の性別による差が大きかった」そうだ。
 また、これまでの調査ですでに「医師の性別によって患者への対応が微妙に異なる」ことが分かっている、という。

 さらに、傾向としては「診療ガイドラインに素直で、患者本位のコミュニケーションに優れ、ほかの専門医への相談も積極的なのは女性医」だ、と。
 これ、ぼくは男性だから、痛いところもふくめてよ~くワカリます。

 しかし、アメリカでも日本でも、医療世界はいまだ男性社会。
 アメリカでは、医師養成の学生時代は男女半々にもかかわらず、臨床の現場になると男性2:女性1(出産などが影響している)の割合だという。
 日本だって内科医の場合、男性4:女性1。
 待遇面にも男女差があるそうで、まだまだ女性医は少数派。これもデカいと、ぼくは思う。

 ……………

 ただ、ひとつカクニンしておきたいのは。
 なにごとにも「個人差がある」ということ。
 ボクも女性医とケンアクになった経験がある、どちらに非があったかは別として。
 (男性に負けじと突っぱりなさんな)と思ったことだった。

 その後には、某週刊誌の記事で「高齢の医師は危ない」というのがあったが、これなんかも同断であろう。
 手術はコワくて頼めないが、〝かかりつけ医〟としてなら死ぬまで頑張ってほしい医者(男性)が、ぼくにもいる。

 世情、男女平等が声高に叫ばれるいまどき、だけれど。
 男性と女性、それぞれに特有の、対手にはないモノが基本にあることをヌキにはしたくない。

 つまるところは、いずれにしても、フェロモンに誘われてのことである。
 「フェロモントラップ」という。男にしても女にしても、対手をフェロモントラップにかけ、あるいはかかっての、いまの命にチガイはないのだから。意気がらず、めげもせずに、愛しあえればそれでよかろうもん。

 ぼくは、究極。
 男と女のフェロモンバランスでいけば、女が男を看とるのが理にかなっている、と思うのだ。
 男には、ざんねんながら、その持ち分がはじめから不足しているように思われてならない。

 その分、平均の寿命も短くできているのではあるまいか。
 「じゃ、のこったワタシはどうなるの」と言われそうだが、コマッタ、気の利いた台詞ひとつのこしてあげらそうにない……