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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

小池さん、江戸っ子の〝こころいき〟と〝いなせ〟を忘れちゃいけねぇョ

-No.1313-
★2017年04月26日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 2239日
★ オリンピック東京まで → 1185日



◆江戸っ子気質がわかっているのかな…

 豊洲への移転がすべてじゃない。
 いまある築地で、営業をつづけながら再整備、という選択肢もあります。
 市場移転問題を審議する「市場問題プロジェクトチーム」、都専門委員の提言があったのは、4月8日。

 (そうか、その手があったな!)
 ぼくが、新市場予定地豊洲の汚染不安解決策として、”築地再整備”その間”豊洲に仮移転”を考えたのは、2月16日(-No.1244-記事)のことだった。豊洲の跡地は物流拠点にでもすればよかろう、と言った。
http://blog.hatena.ne.jp/sashimi-fish1/draft-scat.hatenablog.com/edit?entry=10328749687215030113

 いまも、ヤルなら真っ新〔まっさら〕から、の気もちにかわりはなく、ケチがつくことをいちばんに嫌う。ボクも江戸っ子きぶんの男だが。
 前にも言ったとおり、いまどきのメトロポリスTOKYOに”汚〔けが〕れなき土地”など望むべくもない。
 次善の策は”ノーモア汚染”これしかない。

 営業をつづけながら再整備、あるいは再開発のうごきは、たとえば渋谷駅、あるいは小田急線の複々線化など、枚挙にいとまなく、建築技術のめざましい向上があり、実績の積み重ねも申し分ないようだ。
 築地の再整備は90年代にいちど失敗の経験があるわけだが、あの頃とでは、もろもろの状況が、いまはちがってきている。
 「やれる」のであれば、地理的にも築地の方が段違いに勝っている。

 工期は7年というから長い。工費も新たに概算734億円が必要で、豊洲に投じられた6000億円も無になることを想うとため息ものだが、これに重々懲りてもらえるなら、まぁ、しかたがあるまい。

 豊洲の跡地売却についても、ぼくが想定した物流拠点より、人気のベイエリアで売れるものなら高層マンション用地のほうが有利にちがいなく、豊洲に費やした額の半分くらいは回収できるかもしれない(それでも…2020TOKYO選手村跡地がすでにマンション用地になる予定でもあり、キャパシティー・オーバーで売れのこる心配はのこる、けれども…)。

 あとの心配は、築地再整備の工事費に土壌汚染対策費が含まれていないこと。過去に米軍のドライクリーニング工場があったことや、旧い建築基準のもとで使用されたアスベストの除去など、ハードルはけして低くない。

 13年度の築地市場土壌調査では、敷地南端で環境基準の2.4倍のヒ素を検出していたことも、つい先ごろ判明している。
 こんどもまた、お役人のわるいクセの甘いヨミがくりかえされるようだと小池都政も沈没しかねない。
 利便を考えて、1階が市場、2階が駐車場になるとすれば、安全性の追求にゆるみがあっても、いけない。

 もうひとつは、小池知事の都政にスピード感がかけること、リズミカルには進んでいない。
 ”都民ファースト”で合意の形成優先はいいと思うし、このさい、今夏の都議選で市場問題を争点に、支持基盤の拡大・強化をはかりたい思惑もわかる、が。

 その”都民ファースト”の都民は、国民一般レベルからすると”気のはやい”人々。これは男性ばかりでなく、小池さんのファンが多い女性たちにも、おなじことがいえる。「ファースト」の「一番」には「はやい」もふくまれる。
 ”もたもた”してると、飽きられる、付くときも早いが離れるときも早い。

 なんどもいうが、市場関係者の多くは”イキでイナセ”をモットーとする江戸っ子気質の、少なくとも継承者たちだ。
 すでに一部には、知事に対して賠償責任を問う訴訟の準備をすすめるうごきもある。
 
 ぼくも都民の一人として、小池さんの方向性や立ち位置はヨシとしている。
 彼女は、アメリカのタイム誌が公表する、毎年恒例「世界で影響力のある100人」に、今年、日本人ただ一人、選ばれた。
 その評価のほどは、おなじ100人の一人に北朝鮮金正恩も選ばれているので、なんとも言えないけれど。どうか。
 つまらない油断や軽視で、足もとをすくわれないでほしい……