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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

冗談ばっかし…でもない、町なかに見る〝ことば遊び〟のあれこれ

-No.1265-
★2017年03月09日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 2191日
★ オリンピック東京まで → 1233日


◆ばかばかしいお咄を一席

 心臓リハビリの運動療法に、いま、2週間に1度のペースで通っている。
 相模原の北里東病院へは、町田の家から車を転がして行く。
 途中の道が、朝とくに雨の日には、よく渋滞する。

 もともと工場の多い相模原市(それで市民税なども町田市より安いのだといわれる)、納品関係のトラックが多いうえに通勤通学の自家用車が数を増すことになるからだろうと思われる。
 自転車も多い。高級車は少ないが、まるで実用車の展覧会のごとき盛況を呈する。

 渋滞すると、車窓の外に目が遊ぶ。余所見…だが、どうか目くじらを立てないでほしい。
 危険を避け、疲労による眠気をふせぐのにも、むしろ「まんべんなく余所見をする」くらいがちょうどいい。
 いちばん危ないのは、ひとつコト・モノに気を奪〔と〕られること。
 地球3周ドライバーの経験則、知恵というより自戒である。

 通り道に、じつに、さまざまな店があり、業態がある。
 いま、ぼくが親しんでいるのは「寄夜」と看板にある、スナック・バー。
 朝っぱらだから閉まっている…のかと思うとそうでもない、まるで欠伸かみころしているよな風情がただよっている。
 すっかり皺だらけになったママ婆さんが歳とってやめた、か。どうも、そんなところだ。

 ところで、店名をなんと読む? 
 「きよ」ではどうもアタリマエにすぎ。
 ひょっとして「よせや」ではないか、そう、これなら軽く笑える。

 じつは、こうした店名など、車窓に展覧される看板・表示のたぐいには、ケッコウおもしろおかしい事例が少なくない。
 旅を枕に、全国津々浦々を経巡りもとめたものを寄せ集めれば、『ちょっと世にもバカなおはなし』なんて本が一冊くらい書けそうなものだが。
 ボクという人間はおよそ商売気がない、というか、コレクターのしつこさにもまるで欠けている、からダメだ。

 いま想いだそうとしても、もはや五里霧中だけれど……

 たとえば、なかでも多く見られるのが語呂あわせ、あて字の部類で、これはおもに飲食店や喫茶店系に好まれる。
 「来夢来人」どこぞの喫茶店だったかスナックだったか、いうまでもないチャップリンの映画『ライムライト』に由来するから、かなり古手で、しかも全国区。
 かように、ヒット曲や名画にまつわる「もじり名」が、いまもけっこう幅を利かせている。

 ……………

 時偶〔ときたま〕、びっくりしゃっくりなのもあって、思わず知らずブレーキに足がかかることも。
 ひとつ、いまも忘れないのが。
「あそこすぐそこ」
 なんとも明け透けにすぎる、知れたことよラブホテルの名。
 もうずいぶん前のことになるが、たしか場所は国道16号、八王子から関越道鶴ヶ島インターに至る付近だったかと思う。

 いちどヒマがあったらヒヤカシに寄ってみようか…などと思っていながら、そのヒマもないままに、いつのまにか道路インフラの進捗でこの道すじともスッカリ縁遠くなってしまったが。
 さて、あのラブホはいったい、流行っていたのか寂れていたのか、それより、いまもはたしてあるのだろうか。