どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

気づきの本『断片的なものの社会学』

-No.1229-
★2017年02月01日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 2155日
★ オリンピック東京まで → 1269日



◆気づき…

 …という、とてもたいせつなことがある。
 学びとる、ことよりたいせつかも知れない。

 意識してできることではなく、買うことも、盗むことも、できない。 
 もちろん、他人にたよることもできない、けれども、気づきは他所からやってくる。

 気づきは、人を幸せにするとはかぎらないが、まちがいなく成長させる。
 訪れは気まぐれだが、年寄りをみかぎることもない。

 気づきは2度目にやっってくる、こともあるが。
 2度目をのがすと、チャンスはもうない、かもしれない。

 『断片的なものの社会学』(2015年、朝日出版)を読んだ。
 岸政彦さんという、フィールドワーク社会学の人が書いた。
 関西と沖縄を軸に、さまざまな人々の〈生活史〉を聞きとっていくことから、気づいたのは。
 人が生きるということはつまり、断片的なことの積み重ねである、という。

 じぶんで考えた、と思っていることも、じつはすでにオリジナルではない。
 体系的な思想と思われがちなことも、じつは断片的なものの積み重ねにすぎない、という。

 読者は、「そりゃそうだ」と気づく。
 気づくのを避けてきた自分に、気づく。

 いつのまにか張っていた肩の力がスッと抜けるから、オモシロい。