読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

2016年から2017年への「橋わたし言葉」は……オタガイノタメニ

-No.1197-
★2016年12月31日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 2123日
★ オリンピック東京まで → 1301日



◆「オレだ、オレだ」に明け暮れた1年、新たまる年こそ「オタガイノタメニ」

 退任まじかになったアメリカ、オバマ大統領と、そのオバマ氏にさきの広島訪問で名場面を見せつけられ脇役にまわらされた安倍首相との、最後のトップ会談。
 現役総理初の真珠湾、アリゾナ記念館への追悼訪問で主役奪回、名誉回復をねらった安倍さん、だったのだろう。

 この一連のセレモニーに対するあれこれ評価は、専門家筋・庶民スジまじえてにぎやかだったから、蛇足の愚はヤメ。

 ひとつだけ。
 指摘しておきたいのは、だいじな場面での、安倍さん。
 せっかくのチャンスにもかかわらず、あいかわらずの不味い演説、メッセージ授受音痴は、なんとかならないものか。
 あれでは、可哀そうすぎ、あまりにも気の毒。

 演説原稿(草稿?)作者とかアドバイザーとか、あるいはセレモニーをとおしてのコーディ―ネーターとかのスタッフが、とうぜんおありだろうと思うのだが。
 いちど、その方面の陣容刷新、総とっ替えしてみては如何ですか、と忠告してさしあげたい。
 あなたに、もし、衷心(まごころ)からの「不戦の誓い」があるなら、原稿作者はまるでその意図を理解していないか、汲んでいない。
 広島でのセレモニーのあとにも指摘したことだけれど、どういうわけか口先の言葉だけの「その場をつくろう」かたち見え見えで、少しも真実味が感じられず、したがって説得力もまるでない。 

 ひょっとすると、その作者さんがもしほんとうのところを吐露できたら、「はっきり申し上げて、あれが総理の思いのすべてです」と、憮然たる面もちで抗議したいところなのかも。

 こんどの日米トップの演説ヨミくらべても……
 その表現の適切さ、真実味からして、印象にのこる言葉は、オバマさんの日本語で語りかけた「オタガイノタメニ」だった。
 ……だけ、といってもいい。
 (それくらい近ごろは、ひとり政治家にかぎらず、人の口にする言葉が浮薄というか重みにかけ、味わいでいえば底味というものがたりない気がする。これは自身に対しての警鐘でもある、重々、気をつけていきたい)

 ともあれ、失礼ながら、ニッポンという国の、安倍首相という方には、是非ともそうあってほしいトップとしての「威」も「厳」もないのが、ひたすらざんねん。。
 その言動(かれは行動家でアル、それだけはタシカだ)はいつみても、〈色に出にけり〉であり、品位・品格みじんもなく、大人物にかかせない〈かわいげ〉も皆無。
 理性の人ではけしてこれなく感情家であり、必要の度を超して驕慢であり、そのくせデンと肚の据わった自信もないから、いつも空威張りに見えてしまう。
 
 総理大臣という役職は、いうまでもない重責。
 ケチをつけるなんて、ケチな根性は毛頭ない、のだけれど。
 もちっと、国のリーダーにふさわしいメッセージ性を身につけてほしい…と。

 一年のしめくくりと、新年のお願いにしておきたいこと。
 それは。
 「オレだ、オレだ」に明け暮れた1年を省みて、新たまる年こそは「オタガイノタメニ」。
 あってほしい。 

 どうぞ、よいとしを……