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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《11.3.11》2016夏の巡礼-9日目-田野畑村②/ 「北山崎断崖クルーズ」の船に乗る

《11.3.11》・原発・エネルギー・災害・防災 旅・散歩・遊ぶ

-No.1166-
★2016年11月30日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 2092日
★ オリンピック東京まで → 1332日










◆北山崎の”超特A”海岸美

 JTB日本交通公社による全国観光資源評価「自然資源・海岸の部」で、最高ランクの特A級に格付けされた名勝、という。
 北山崎展望台から、その海景美はすでに堪能していたけれど……

 太平洋から寄せる荒っぽい波浪の、洗礼を受けて群れ連なる奇岩怪石、高さ200mもの切り立つ断崖、穿たれた海蝕洞窟などなど、およそ8kmにもわたって展開される大景観に息をのみつつ。
「このダイナミック、海上からの迫力は数層倍にちがいない」
 つよく誘われるものがあったのを忘れない。

 けれど、〈気まま〉にも限度のある巡礼行では、なかなか遊覧のチャンスなく。
 このたびはたまたま、きょう泊まる宿に予約をしたとき「割引きチケット付」というのがあるのを知り、ともあれこのプランを頼んでおいた。
 行動スケジュールの具合によっては、もちろんキャンセルも覚悟のうえ…。

 それが、宮古市田老からその気になって走ってみれば、思いのほかに滞りなく午後一番の便に間にあってしまった。
 「ラッキー」はつづくもので、しかも乗客はボクら二人だけの貸切みたいなもの。

 ちょうど折よく夏休みあけ、とはいえ、天候さえ味方してサービスにこれつとめてくれるとは。
 総じて晴天のもと、気流のぐあいでもあろうか、断崖の奇勝にかかれば、おあつらえ向きの靄がかかって墨絵の世界……

 ひとつ、フォト・エッセイふうに、ご覧いただこう。

 北山崎クルーズには、ほかに小さな磯舟でめぐる「さっぱ舟」遊覧もあり、舟底を荒波に突きあげられるのもまた一興。
 津波被災の「語り部ガイド」もある。

 もうひとつ。
 ぼくがひそかに、こころ惹かれているのが、展望台から崖下の波打ちぎわまで736段もつづく階段の道。
 行きはまぁなんとか…として、帰りの登りに脚がいうことをきいてくれるかどうか……

 とくに6月中旬の海岸は、珍種の高山植物シロバナシャクナゲの花の清楚がかくべつ佳い、という。