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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《11.3.11》2016夏の巡礼-6日目-陸前高田②/  「箱根山テラス」というところに目覚めた…朝

-No.1130-
★2016年10月25日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 2056日
★ オリンピック東京まで → 1368日





◆9月2日、朝、箱根山テラス

 きのうは広田半島を巡って、箱根山テラスに泊まり。
 今朝はひさしぶりに、静かで涼やかな山気のなかに目覚めた。

 陸前高田市と、お隣り大船渡市の間、広田半島の付け根に箱根山(446.8m)がある。
 中くらいの規模の山だが、はじめて地図で見たときから、その好展望に期待していた。

 実際に山上に立ってみると…展望晴れにさえ恵まれれば(波静かな内湾に面した山上は晴れてもガスがかかりやすいのだ)、とくに眼下に一望する広田湾と高田松原が絶景であった。
 (この山の観光利用はもっぱら高田側にかぎられ、山腹は気仙大工左官伝承館などをそなえた「市民の森」になっている)

 ここも、もちろん、はじめから《11.3.11》定点ウォッチ・ポイントになっていたわけだが。
 昨夏、思わぬ機縁から、また魅力がひとつますことになった。

 地産地消の木質ペレットストーブで、エネルギー事業にのりだした地元の建設会社を訪ね歓談の後。
「ぜひ見てもらいたいところがある」
 案内されたのが、この箱根山テラス。
 しかも通いなれた展望台への上り口に、すっきりと簡潔な宿泊施設ができており、ここもそのH建設会社傘下の経営という。
 (-No.0744-2015年10月5日記事「《11.3.11》2015夏の巡礼―陸前高田箱根山テラス/燃えよペレットストーブ
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 そのときから、広田湾に望むロケーションに惚れ、こんど、ぜひ泊めてもらおう、と思っていた。
 その思いかなって、ここに一夜をすごして朝を迎えた。

 箱根山テラスは、カフェ&ワークショップルームのセンター棟と2階建て14室の宿泊棟からなり、その前面いっぱいに木づくりのオープンテラスが広がるステキ環境。
 夜は、センター棟も無人になるが、サンルームにコーヒーサーバーの設備があり、朝靄たなびくテラスで夜明けのコーヒーなどいただいていると、そのうちにカフェがオープンしてブレックファーストが供される仕組みになっている。

 「簡潔」を旨とした宿泊棟の部屋は、ベッドに机、浴室・洗面所のほかは、余計な備品類もなく。
 たとえば、スリッパ、パジャマ、歯ブラシ、ティシュー、ゴミ籠などは、ない。
 基本は一泊朝食付き、予約すれば夕食も食べられるが、おすすめの町の食事処を紹介することになっている。

 いたれりつくせり式の宿になれた向きには、不便があるかも知れない…が。
 中途半端なサービスならないほうがまし、という旅なれた人には好感度フィットまちがいなく。
 ぼくたちにとっても、巡礼の定宿が一軒ふえて、ありがたい。
 
 昨夕は、H建設エネルギー事業部の知りあいMさんと歓談のときをすごし。
 今朝、チェックアウトのあとは箱根山の定点ポイントへ。

 やっぱり少し靄ってはいたが、広田湾の養殖いかだ越しに防潮堤の建設すすむ松原が望めた。
 きょうはもう半日、気になる陸前高田を見てまわる。