どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

阿蘇山噴火…噴煙の高さ1万1000mの成層圏まで/15日に熊本地震から半年を迎えたばかりの…

-No.1123-
★2016年10月18日(火曜日)
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★ オリンピック東京まで → 1375日





◆10月8日未明、中央構造線の西の端…

 阿蘇山で36年ぶりにおきた爆発的な噴火は、「またか…」と、慢性的な自然の脅威に眉をくもらせる…程度のことですませられるだろうか。
 成層圏にまで達した噴煙は偏西風にのって、近畿地方あたりまでの広い範囲に降灰をもたらすだろう、というのだが。
 それだけですませられること、でもどうやらなさそうな気がする。

 火山学・地震学や地球物理学の専門家にコメントをもとめても、要するに「これからどんなことがおき、なにがどうなっていくのかもわからない、予測もつかない」ということに尽きるからだ。
 阿蘇山は、ご存知のとおり、日本で最大級の断層系とされる中央構造線の西端に位置する。

 中央構造線は、伊方原発が立地する四国北部・紀伊半島・東海・富士山を通って、フォッサマグナ糸魚川静岡構造線)ともクロスする。
 阿蘇山の近くでは、この春、熊本地震があったばかりで、その後も地下での地殻変動はひきつづいている。

 連動・連鎖の不安が払拭されることはなく……
地震予知はできない」ことになってから、政府も地方自治体も、ついでに国民まですべてがアキラメ・ムードは、ほんとにこれでいいのだろうか。

 アメリカ・カリブ海一帯ではハリケーンが今シーズンも猛威をふるっており。
 そればかりではない。
 この地球という奇跡の惑星に、大自然の脅威から無縁の地域など存在するはずもない。

 どんなに理屈をこじつけようとも、「じつは戦争などしているヒマはない」のだ、この世界は……

 それでも紛争・戦争の絶えないワケをつきつめれば、とどのつまり。
 現実の大自然の脅威には歯がたたず立ち向かえないので、姑息きわまりない”戦争ごっこ”にお茶をにごしている、のではないか。

 少なくとも為政者たちには、自然の脅威を見えないふりして、民衆の意識からなるべく遠ざけておきたい心理が垣間見える気がする。
 ほんとうならば、すべての国や地域が、住地の保全・住民の安心のためにこそ、すべての費用をかたむけなければならないだろうのに……