どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

首都直下地震があっても帰宅困難者おまかせ/     町田市では想定を上まわる施設を確保したという

-No.1097-
★2016年09月22日(木曜日、秋分の日
★《3.11》フクシマから → 2023日
★ オリンピック東京まで → 1401日



 ジョーダンでなしに、ボクはあの《11.3.11》東日本大震災とその後の被災地巡礼をつづけるなかで。
 この災害列島に生きることのセツなさを、ひしひしと感じる日々。
 絶対の安全圏なんて、まず、ありえない…現実にむきあいつづけている。
 ハッキリいわせてもらえば…。
 こんな国土に住み暮らす人々の民生、だいいちに考えるなら、いかなる政権であろうとも”戦争”など思いもおよばないはず、なのだ…ということダ。
 そこで…。
 いやでも想わざるをえない、ちかぢか予測される首都直下型地震とその被害のこと。
 じぶんは…どうなるのだろう…ということ。

◆都心にいて大地震に遭ったら

 まず、無事まともに脱出できるとは、だれも思っていないだろう。
 ましてや、従業員の福利厚生に熱心な大企業とかの堅固なビルにつとめているわけでもなく、たまたま出かけてきてしまった人の場合は、絶望的といってもいいのではないか…。
 地理や施設状況にくらい流入「帰宅困難者」は、なにかにつけてオクレをとることになる、と思われる。

 首都直下地震があったとき、東京都内主要11駅周辺で見こまれる帰宅困難者は約21万人といわれる。
 (都の「首都直下地震等による東京の被害想定」2012年4月発表による)
 そんな数字、どうにも頭におさまりかねる心境にちがいない。

 たとえば、東京駅の場合、想定される屋外滞留者数、34,308人。
 対して、確保されている一時滞在施設の収容力、約28,000人。
 8割しか収容できないことになる。
 (しかもこれは不測の事態ぬきの机上の数字)
 新宿駅になると、50,257人(滞留数)に対して約11,000人(収容力)。
 わずか2割ほどの収容力しかない。
 ショウジキなところ、まぁそんなもの…であろう。
 
 そんななか。
 わが町田市(都区外周辺部)の場合、帰宅困難者のすべてが滞在可能という、つまり屋外滞留者なし。
 数字でいくと、12,268人(滞留者)に対して約14,800人(収容力)。
 なお2,500人分の余力があることになる。

 もっとも、これは。
 人口、流入数、余裕空間量など、周辺部だから可能な数字ともいえそうだが…。
 おなじ周辺部の、八王子市では9,787人(滞留者数)に対して約7,000人(収容力)。
 立川市でも17,239人(滞留者数)に対して9,090人(収容力)という。

 ひとまず「よし」とぼくは思う。
 なぜなら都区外周辺部は、首都直下地震のようなことがあった場合には、都心部からの避難民を受け容れる度量がなければならない、と思うからだ。

 これは個人的なことになるが、イザという場合、ぼくの家では工房の独立家屋を避難者に提供する用意がある。
 小さな心がけだが、こうした「ちりを積もる」ほどの積み重ねがなければ、大都会の緊急時に対応などできるものではない……