どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

遠い日の遠足気分…北の国さっぽろ/       たまには「おのぼりさん」もわるくない

-No.1051-
★2016年08月07日日曜日
★《3.11》フクシマから → 1977日
★ オリンピック東京まで → 1447日








◆”蝦夷梅雨”の晴れ間

 (まるで、おのぼりさんだな)という、気分がある。
 べつに恥ずかしくはないが、どこか、ちょっと面はゆい…ような。
 浅草の、雷門なんかが、その典型といっていい。
 記念撮影のカメラなんかも、ちょと、むけにくかったりする。
 ほんとの”おのぼりさん”に気がひける。

 似たような気分に。 
 (小学校の遠足だな、まるで)なんてのもある。
 どうでもいいようなこと、ながら、尻ごみの気配がただようのは……
 「基本がなっちゃない」、叱られたような気がするからだろう。
 「ほかに行くとこないのかよ」、ひやかされ、揶揄されたようでもある。

 札幌、散歩。
 何十年ぶりかで、「時計台」を仰ぐ。
 旧札幌農学校演武場。明治10年4月、札幌を去るクラーク博士が生徒たちにのこしたことば。
 「ボーイズ、ビー、アンビシャス」(大志をいだけ)
 の舞台。

 ぼくは東京の人間だから無縁だったが、なぜかここでは、遠足の小学生たちの印象がつよい。
 赤いほっぺ…の学童たち、その無垢に見上げる姿に、深く感銘したことを忘れない。
 だから、ちょっと、いまさら、面はゆい。

 いま、この観光名所のまわりには、朝はやくから、観光ボランティアのおばちゃんたち。
 記念写真のシャッター・サービス、という。
 気恥ずかしく、そそくさとその場をはなれる。

 北大付属植物園にも行って見たが、かつてふり仰いだポプラの樹ほどの引力はなく。
 街なかで出逢ったハマナスの白い花…それだけで充分の、いまは北の大都会であった。

 とどのつまり、また、赤れんが(道庁旧本庁舎)に惹かれ、イチョウ並木のオープンカフェに憩う。
 たまには「おのぼりさん」もわるくない…と、これは精一杯のつよがりだった。

 札幌駅前まで歩いて、千歳空港行きのリムジン。
 6月中旬、「北海道には梅雨がない」のはむかしの話し。
 温暖化のすすんだいまは、”蝦夷梅雨”がある。
 しかし…この日は晴れ間であった。