どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

〝ひとさま〟に影響されるのではなしに…考えたい/この国のただいま現実と〝ゆくえ〟について

-No.1043-
★2016年07月30日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1969日
★ オリンピック東京まで → 1455日




◆この月のはじめに衝撃があった。

 バングラデシュのダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件。
 日本人7名の命が奪われたこともある…けれど。

 実行犯として公開された若者たちの、屈託のない笑顔が、閃光と直後のブラックアウトだった。
 もちろん、その顔貌、表情のシャッターは、事件直前に切られたものではない、にしても。
 しかも、実行犯のうち幾人かは、裕福な知識階級の子弟という。
 (そういえば彼らの表情には、屈託もなければ邪気もなかった……)
 テロ犯人の一人の父親は、息子にかわって全世界に謝罪しなければならない、と語ったという。
 これほどの霹靂驚愕も、これまでになかった。

 自国の、貧民層と富裕層の格差に、まず若い頭脳は悩まされたろう。
 つぎに、先進諸国と(発展途上というより)後進にあまんじる自国の格差に、ふかい絶望感があったかと思える。
 
 いずれにしても……
 日本人とはわからず、巻きこまれたのではなく。
 日本人と知って、だから、ゆるされなかった。
 それは、どういうこと、なのか。

 そういう国に、ニッポンもなった。
 ……といって、なにを狼狽えるのか。

 世界で唯一の被爆国が、戦争放棄した平和主義の覚悟のほどが、いま問われる。
 
 「改憲」というけれども、いまの憲法をすなおに読んで、その必要をとくに感じない。
 バランス感覚にすぐれ、人やさしくて、いい憲法だ。

 ただ、自衛隊はやっぱり、どうみても軍隊だろうから、これを「自衛軍」と認め。
 そのうえで智慧をしぼって、あくまでも自衛にかぎり、侵略のための交戦はしないことを誓えばいい、のではないか。

 つまり、ぼくとしては。
「自国の防人〔さきもり〕である軍は、国際間の紛争解決の手段として、他国・他地域を侵略する戦争行為をしない」
 としてほしい、それだけでいい……