どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ワークショップで作った〈巣箱〉に小鳥が入った!/ことしの東北被災地巡礼を前にウレシイ知らせ

-No.1026-
★2016年07月13日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 1952日
★ オリンピック東京まで → 1472日





◆〈復興〉に向けての蠢動だろうか…

「私が作った巣箱に、なんと、小鳥ちゃんが入ってくれましたぁ!」
「草や藁をはこんで、一生懸命、巣作りしてくれて、感激!」
「卵は6つ、ヒナが孵ってくれる日をたのしみに、見守ってまぁす!」

 おどろきの…よろこびの…報告メールが届いたのは6月中旬。
 ことし、《11.3.11》被災地東北巡礼のスケジュールを組み、「木工ワークショップ」の常連さんには前もってお知らせをした。
 その返事、岩手県大槌町からの、ひとつだった。

 初回からずっと、お母さんと二人で参加してくれているDさんは、自然だいすき派のお嬢さん、いまは釜石の森林関係の会社で働いている。

 これまでに作った品も、それぞれに、日々の暮らしにとけこんできたと思うのだけれど。
 この「巣箱」ほど、目覚ましいことはなかった。
 それも、多くの方が作った「巣箱」のなかの、ただひとつに……小鳥が〈入居〉してくれた。

 あの大震災から3年目の2014年春ころから、自然の営みにふだんの〈らしさ〉が感じられはじめた。
 この機をとらえて、いつも人の一歩前をゆく自然から「元気をもらおう」というので、思いついた企画だった。
 
 けれども……
 現実はなかなか思うにまかせないもので、「巣箱」をかける場所が、「どこにでもある」わけではなかった。
 森林にもそれぞれに所有があり、さらに応急の仮設住宅暮らしでは、庭木をもつことだってむずかしい。
 小鳥の巣箱を掛けるのに好都合なのは、人間の手のとどきにくい、2m以上の高さの木の幹、だった。

 そういう事情を考慮して。
 巣箱をかけられる環境にない方には、「巣箱型の小物入れ」に変更してもらったりした。
 そんな想い出も、懐かしくなりかける頃の、この報せにはカンフル剤の効果があった。

 どんな鳥かを、尋ねたが。
 -緑色で、尾羽に白黒の斑-
 メジロか、アオジか、ノジコだろうか……
 羽根が暗緑色の小鳥は少なくないし、ぼくは鳥に興味はあるものの、野鳥の会会員でもバードウォッチャーでもなく。
 よく分からい者、同士のメールのやりとりでは、埒があかない。

 ことし夏のワークショップの折にでも、訪ねさせてもらうしかなさそうだ。
 (もっともその頃には、ヒナも育って巣立ちのあと、かも知れないが、なにはともあれ…)

 15回めのこの夏の巡礼は、8月下旬に出立する。