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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ありあわせの材料で始まったNくんの木工教室/  いよいよ3回目から本格の「おもちゃ箱」づくりに…

-No.1009-
★2016年06月26日日曜日
★《3.11》フクシマから → 1935日
★ オリンピック東京まで → 1489日





◆生徒は小学2年生

 さきごろ、ある日。
 初老の女性が工房を訪れた。
 近所の方だったが、これまでに面識はなかった。

「孫に工作を教えてもらえるだろうか」
 なにしろ作ることが好きで、おかげで家のなかが片づかない。
 それで母親(この人の娘さん)が苦労している、という。
 おばあちゃんが、別世帯の娘さんの家庭を案じてのことらしい。

 きけば、小学2年生の男の子。
 道具づかいと体力からして、木工には年頃がちと早い、けれども。
 いちばんモノづくりに興味津々な年頃でもあり。

 「なにはともあれ、まず、逢ってみましょうか」
 実際のところはどの程度か、相性ということもある。

 後日……親子で工房を訪ねて来て、逢って、少し話して。
 「やってみるかぃ」てことに。
 2週間に1度の日曜日、昼前の2時間。

 おたがいさまに、都合のよくないときは申し出て、順延のヤクソク。
 近ごろは年寄も子どもも、けっこう忙しい。

 この子、Nくんが最初に作ったのが、お人形さん用の自動車(上の写真)。
 2回目は、お風呂でも遊べる帆掛け船(下の写真)。
 どちらも材料は工房のありあわせ。

 3回目からは、(無理なものはムリとして)自分の作りたいものを、作りながら技術を覚えてもらうことにして。

 Nくんが申し出たのが「おもちゃ箱」、つまり整理箱、ふた付きの本格。
 これは、ふつうでいけば高学年でもムズカシイものだ、けれど。
 「部屋が片づかない」お母さんの、悩み解消も兼ねている。

 小学2年生の、集中力・体力にかぎりのある点は、お母さんにも手伝ってもらって。
 3~4回かけて、ほんもの手づくりの”達成感”を、母子で味わってもらおう、と思う。
 そのイベントが今日から始まる。