どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

荒崎…三浦半島の海景、磯遊びの隠れスポット/  そこはボクの、富士山眺望のお気に入り

-No.0957-
★2016年05月05日(木曜日、こどもの日
★《3.11》フクシマから → 1883日
★ オリンピック東京まで → 1541日








◆目利き

 …というほどの自負があるわけでも、じつはないのだけれど。
 生鮮品に関しては、魚でも、野菜でも、肉でも、よりよいモノを選びだす目はあり。
 それがまた、味わい深さを知ることにもつながっているので、食材の買い物、ちっとも面倒じゃない。

 気晴らしの散策と入浴保養もかねて、三浦半島へよく買い物ドライブに出かけることは、前にも書いた。
 
 ズシリと持ち重りのする三浦の冬大根、たっぷり、ほっこり食べおえて、しばらく。
 いよいよ春ほんばんの、海山の幸をもとめて、また半島へと車を走らせた。

 町田から三浦半島まで、ふつうは車で1時間くらいのもの。
 しかし、横横(横浜・横須賀)道路へと抜ける国道16号は名うての渋滞区間。
 うっかりハマルとひどい目にあう。
 だからいつも、心がけて出発時刻は早め早め。

 それがこの日は、5・10日(4月15日)の花金というのに、(”道は生きもの”といわれるとおりの意外さで)存外にたいしたこともなく通り抜け。
 農産物直売所「すかなごっそ」開店時間の9時半前、それも1時間近くも早く着いてしまい。
 そこはまだ、朝穫り野菜を運びこむ農家に人たちの世界だった。

荒崎を散歩して来よう」
 国道134号から、一面の野菜畑のなかを行く。
 台地を下って、相模湾に張り出す長井の磯は、富士山の眺めがいいところ。
 さらに言えば、この荒崎海岸一帯は、三浦半島の海景、磯遊びの隠れスポット。
 油壷や城ケ島のように有名ではないだけに、いわゆる観光のハイ・シーズンをのぞけば、たいがい静けさのなかにあって、ぼくのお気に入り。

 荒崎公園の駐車場も、ふだんのウィークデーは無料で、釣り人の車がちらほらするだけ。
 「夕日の丘」に立つと、上空にはトンビの群れ。
 ここは上昇気流のぐあいも、餌になる生きものたちにも、おおいに恵まれていることが知れる。

 その日は、ざんねんながら富士山は春の雲気のなかにお隠れ。
 700万年も前(新生代鮮新世)の砂岩・泥岩と凝灰岩との互層といわれる複雑模様の磯場に、釣り人が陽光の影になって竿を振っている。
 そのすぐ先の海では、磯舟が海底を箱眼鏡で覗きこんでいた。
 自然、ふかく吸い込む空気に春のかおりがする……のびのび……まんぞく……

 長井の水産物直売所に寄り。
 金目鯛の手ごろなかたちのいいところ選んで3枚におろしてもらって、用意のクーラーボックスに。
 これで、今宵の夕餉、キンメの刺身にきまる。
 いつもの買いもの態勢にもどって、ふたたび「すかんごっそ」へ。
 新鮮野菜の顔ぶれにぎやかに、陳列台の彩りが春になっていた。

 幼児を連れた若いお母さんが、外の園芸コーナーで野菜と草花の苗をさがしている。
 健康な二の腕が半袖からのぞいてまぶしい……


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