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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

クリーム色の「モクレン」の花か…と思われた出逢い/これが「マグノリア」とかいう鑑賞樹だろうか…

気象・環境・自然・動植物

-No.0956-
★2016年05月04日(水曜日、みどりの日
★《3.11》フクシマから → 1882日
★ オリンピック東京まで → 1542日








◆「待ってぇ」と呼ぶ声が…

 ぼくは、雪国の山裾に春を告げてほころびるコブシ、遠目には山桜のようにも見えるのが好きだ。
 そこへ、ちょいと茶目っ気に、稔りの秋を先どりして見せるかのマンサクの黄花も、愛おしい。

 ことしも、その季節をすぎて、はや若葉の候……
 と思っていたら、「待ってぇ~」と呼ぶ声が、風にのってきた。

 ふと、そちらを見たら、マンション団地の植栽のなかに一株、陽のぬくもりを手にくるみとったような、黄味がかった花のひと群れが目に入った。
 (モクレン…)とつぶやいて、しかしぼくは(…かな)とすぐに、あやふやな気分。
 だって、こんな花の色のモクレン、見たことがない。
 
 モクレンといえば、別名シモクレン(紫木蓮)か、ハクモクレン(白木蓮)。
 ほかにサラサモクレン(更紗木蓮)というのもあるようだが、ぼくは見分けた覚えがなく、けれど、いずれにしても花の色は黄系ではない。

 買い物があってたまたま通りすがったボクは、そのとき、カメラを持っていなかった。
 そこで翌日、あらためて出かけて撮ったのが、上掲の写真。
 場所は、町田市の南のはずれ高台にあるぼくの家から、横浜「こどもの国」へと下る谷戸道沿い。

 ご覧のとおり……
 この色も、表現がむじかしいけれど。
 ぼくの第一印象では、焼きたてのクリームパンのクリーム色だった。
 菜の花色ほど鮮やかではなく、くちなし色とか、レモンシフォンとかの色あいにも近く、思われる。

 モクレンとコブシは、遠目の区別がつきにくい。けれども……
 モクレンの花は、行儀よく揃って上を向いて咲き。
 コブシの花は、子どものようにあっちこっち戯れ向いて咲く。そうして……
 コブシの花は小柄、モクレンの花は大柄。
 中国原産のモクレンと、日本原産のコブシの違い、といわれるとナットクできてしまうから不思議でもある。

 そいうわけで、この花はボクには、どう見てもモクレン

 モクレンの仲間には、南米産の鑑賞樹マグノリア種というのがあって、その花がクリーム色っぽい。
 もしかするとソレかも…だが、素人のぼくには判別できない。
 どなたか、ご存知でしたら、教えてください。

 ところで……
 モクレンの仲間というは、ハチが出現する前の古い時代からある植物なんですってね。
 それで、この花の蕊〔ずい〕は、甲虫が花粉の媒介に役だってくれるように、太く丈夫に発達してるんだそうです。
 見るからにガサゴソしてる甲虫って、やっぱりよほど不器用なんですねぇ……。