どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

「マンホールトイレ」普及を目指す整備ガイドライン/国土交通省の課題は掛け声だおれに終わらないこと

-No.0945-
★2016年04月23日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1871日
★ オリンピック東京まで → 1553日




◆こころおきなく…

 熊本地震でも確認された災害復旧課題、最大の課題は水道・電気・ガスのライフライン
 救援物資の方は、各家庭で3日以上1週間分くらいの備蓄をすれば、いまの日本の支援体制でいけばなんとかなりそうだし。
 こんどの熊本地震でも、コンビニエンスストア・チェーンの素早い支援の心づよいことが証明された。

 あとは……
 人々の観念から、案外におちこぼれやすいのがトイレの心配だ。
 入れれば出る、飲食とおなじに排泄への注意が欠かせない。
 《11.3.11》のときも、避難所のトイレが使えなくなる事態が深刻だった。

 災害がおきたとき、避難所などの下水管を利用して設置する「マンホールトイレ」の重要なことは、以前から指摘されていた。
 マンホールの上に便器を設置し、テントなどで周りを覆う簡易式トイレの利点は。
 イベント会場や工事現場などに置かれる仮設トイレとちがって、排泄物を溜める(汲みとる)ことなく、下水に直に流せることにあり。
 衛生的で、臭いの心配もなく、高齢者にも車いす利用者にもやさしい。

 このように使い勝手に優れたマンホールトイレの普及率。
 2014年度までに全国で2万基と、約6500人に1基程度で、50人から100人に1基とされる使用想定には遠く及ばない。
 
 そこで国土交通省では、設置費用の補助をして地方自治体に整備をうながすガイドラインを作成したというわけだ。
 ここでは詳述しないが、これは大事なこと。
 トイレの安心が、被災時の健康にかかわることが認識されれば、個人用「携帯トイレ」の普及にもつながっていくだろう。

 *なお、上掲の写真(フリー百科事典『ウィキペディア』より借用)「真実の口」は、古代ローマ下水道の蓋であったとか……*