どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

熊本城の屋根や石垣の崩落が不安を増幅する大地震/地殻変動の活発期に入った地球の科学的解明を… 

-No.0942-
★2016年04月20日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 1868日
★ オリンピック東京まで → 1556日





◆平成28年熊本大地震

 4月14日、木曜日、夜の団欒どき。
 緊急地震速報があり、すぐ後に、熊本市とその周辺に最大「震度7」の大きな地震があったと、ニュースが伝えた。

 「震度7」といえば、近ごろでは阪神大震災(1995)、新潟県中越地震(2004)、東日本大震災(2011)につづいて4度目になる、が。
 マグニチュード6.4の地震規模からすると、被害は限定的かと思われたのも、確かだった。
 ただ震源の深さ約10kmと浅かったことに、危惧があった。

 結局、震源の浅い危惧の方が現実になってしまった感があり。
 その後も「震度6」クラスを含む揺れ、緊急地震速報が頻発。
 気象庁からは、14日の大規模地震が本震ではなく、16日に起きた地震の前震だったと思われる発表があった。
 「本」だの「前」だの、日本人好み(…というよりは官僚好みにすぎないであろう)の順列なんぞ、どうでもいい。
 とにもかくにも、最大マグニチュードは7.3を記録した。

 16日9時半ごろには、阿蘇山で噴火の報があった。
「直接の関係は考えにくい」
「よくわからない」
 専門家と呼ばれる人たちの応えはきまっており、ますます慎重に、ますます腰がひけている。
 しかし、地震と噴火は別ものとしても、地球内部の詳細が解明されていない以上、連関を感じるのが自然だし、専門家には、このことに対する真摯な説明責任がある。
 ありきたりの解説なんぞより、ぼくらは彼らに〈渾身の肉声〉をもとめている。

 「パニックをおこさないために」ということが、こういう場合にかならず言われるけれども。
 そして、実際にパニックがおきたときの怖さは想像にありあまるけれども。
 たしかな知識・知見につながる情報の提供とその蓄積こそが、じつは、パニックを防ぐなにより最良の方策に違いなく。
 行政や専門家サイドの、いたずらな心配の方がはるかに迷惑であることを、あらためて言っておきたい。

 《11.3.11》のときもそうだった、それより以前からずっとそうだった。

 地殻変動の活発化する傾向にある、との指摘もある。
 震源中央構造線断層帯を東へ移動していく怖れもある、と。
 それくらいの予測なら、わるいけど事象観察能力のある素人にだってできる。
 いま、わかるかぎりの、広く世界規模の、地球科学の知見を知りたい。
 (地震とその被害の研究対象として、ニッポンほど世界的に格好の素材地はなく、とうぜん研究成果も多い。狭い学閥や料簡・沽券にとらわれて、それらに無用の蓋--ブルーシートみたいな遮蔽物--を被せてしまわないで欲しいものだ)

 加藤清正の熊本城が、地震のたびに石垣の崩落をつづけて、不安を増幅している……