どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

「白内障」がはじまっている…と宣告された春の日/またまた季節や体調の〝節目〟に遭遇した

-No.0931-
★2016年04月09日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1857日
★ オリンピック東京まで → 1567日




◆内出血はたいしたことなかった…んですけど

 東京の桜満開…という節目の折りに、ぼくの右目がひどく充血した。
 木工しごとの、細かい木屑が目に入ったのがワカッて、すぐに流水で洗っておいたのだが。
 (ゴーグルをすればいいのだ、けれど、ぼくにはこれが邪魔くさい!)
 どうやら木屑はトレ(除去され)ていなかったらしく。
 一晩眠って明け方に、眼の奥がゴロゴロするふうなのが気になって擦ったのが、よくなかった……。

 気がついたら、鏡のなかの白目がほぼ半分、真っ赤っか。
 白目がまだ青っぽい少女の、泣き腫らした赤い目ならまだしも、いじらしいけれど。
 爺っちゃの、生々しい赤い目は妙にエキセントリックにすぎて、いただけない。

 だいたいがボクは、身体の器官の防御システムにアマイところがあるらしく。
 よく目にゴミが入ったり、すぐ鼻がグシュグシュしたり、耳に仔虫がとびこんだり、喉に魚の骨がひっかかったりする。

 それから……そうだ……
 季節や体調、自身バイオリズムの変わり目というのが、けっこう顕著に自覚されることも多い。
 春分とか秋分とか盆暮れとか、明日はダイジなことがある日とか、どうも気の進まない気配濃厚とか、そういった節目にはキット裏目というか、コマッタ事態が発生することになっている。
 正直にいえば、半分はソレを期待するところが、ないでもない。

 ともあれ……
 〈赤い目〉を気にしつつ2日をすごして、眼科医に診てもらった。
 正直をいえば、患部には痛みもなかったので(ほっといても治る)気がしたのだけれど、(じつはそれがコワい)想いもあった。
 加齢オソルベシ。
 
 かみさんに「どうしたの、その眼、診てもらった方がいいわよ」と言われ。
 心リハ(心臓リハビリ)の医者からも「早めに診てもらっておいたほうがいいですね」、とどめを刺された。

 診察券の手持ちがある眼科医、その診察券の日付は1999年7月。
 眼のなかに白い小さな塊ができ、「結膜腫瘤」と診断され、大学病院で切除手術を受けることになったアノときを想いだす。

 そんなことがあってからは、おかげさまで御無沙汰できたのがフシギなようでもあった。
 それでいて、信頼感のある診方・診たてに、他所を受診する気は最初からなかったのだから。
 医療機関にとって信頼感は患者からのメダル、ゆめゆめ忘れてはならないことだと、つくづく思う。

「白目に出血が見られますが、傷が深くないか、黒目に傷がないか、調べさせてください」
 ということで、ひととおりの検査を受けた後。
「出血は軽くてよかった、目薬をさしてもらえば4~5日でよくなります…けど……」
 (医者は、患者にイヤな予感をもたせない呼吸をこころえて率直に)
白内障がはじまってますね、右も左も、治療法は二つあります」

 ズバッときた、ついに来たか、けして晴天の霹靂ではなかった。
 あれは2年くらい前のこと、同じ医者の診断で、かみさんの方が先に白内障の手術を受けており。
 そのときのことは、-No.0276-2014年6月14日「いやダ白ってこんなにキレイだったんダ/白内障手術のあとさき」の記事で述べておいた。http://blog.hatena.ne.jp/sashimi-fish1/draft-scat.hatenablog.com/edit?entry=12921228815726395409

 かみさんの場合は、症状が進んでからの発見だったので、即手術になったわけだけれど。
 そのときの診断書に「初老性白内障」とあったのを、ぼくの脳細胞はきちんと記憶していた。
 (いずれこっちにも御鉢はまわってくる)のダ。

 ただ、さいわいにもボクの場合は、まだ始まったばかりの段階ということで。
 専用の目薬をさすことで進行をくいとめられる確率が高い、という。
 まぁ…はっきりいえば(もう少し様子を見ましょう)ってこと、もう幾度となく経験している執行猶予事態に変わりはないワケだけれども……。
 
 家に帰り、2種類の目薬1日に4回の、最初の1滴をわが目に垂らしながら、ボクは想った。
 術後のかみさんは、
「壁やカーテンの白が…ホントに真っ白なの! 前の白はくすんでたのがわかっちゃった…もうビックリ!」
 生まれかわっようだと、はしゃいでたけれど。

 いまの、ナマ臭く妙にキナ臭い色合いの世の中、幻惑するがごとく一瞬あらわれ見えるだけのクリアさなら、いっそナイほうがマシかも……