どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ビッグネームのないリオ五輪マラソン代表/    選考はすんなり…あとは意地を見せるだけだな

-No.0919-
★2016年03月28日(月曜日)
★《3.11》フクシマから → 1845日
★ オリンピック東京まで → 1579日




◆〈波乱〉なし〈無風〉の選考

 女子代表。
 ・福士加代子(ワコール、大阪国際で優勝、2時間22分17秒でただひとり陸連設定タイムをクリア、リオ五輪時34歳は歴代最年長)
 ・田中智美(第一生命、名古屋ウィメンズで日本勢トップの2位、28歳)
 ・伊藤舞大塚製薬、昨夏の世界選手権7位で代表内定、31歳)

 男子代表。
 ・佐々木悟(旭化成、福岡国際で日本人トップの3位、2時間8分56秒は選考レース中の最速、30歳)
 ・北島寿典(安川電機、びわ湖毎日で日本勢トップの2位、31歳)
 ・石川末広(ホンダ、日本勢2位の4位ながらタイムで選考、リオ五輪時36歳10ヶ月は歴代最年長)

 細かく言えば、見かたはまだいろいろあるけれど、まぁ…今回は文句なし、といっていいだろう。
 ただ、この6名のなかに、ざんねんながら〈期待〉抱かせるビッグネームがない。
 女子の福士さんだって、トラックの長距離では3大会連続のオリンピック出場…といっても目だった成績はなかったし、マラソンでは初出場だ。

 顔ぶれ、成績、レース内容など総合して見るところ。
 女子は、福士の〈メダル〉なるか、男子は1人でも〈入賞〉なるか。
 代表選手たちには、開き直っての意地の走りを期待しておきたい。

 ぼくは、福士の「金メダルが欲しいから、あきらめずに一等賞をとりにいく」意気たかい姿勢を評価する。
 彼女が、みずからのみならず、他の代表選手にも与える勇気はおおきいと思う。
 こういうタイプの選手が、日本には必要だ。

 選考についても、さまざま意見はほぼ出揃った感がある。
 ぼくは、有森裕子高橋尚子を育てた小出義雄さんの「一発選考」が、ハッキリわかりやすくてイチバン、「3位までを代表」にすればいいと思うが。
 選手育成が実業団に支えられている事情を考慮すると、複数レース結果からの選考もやむをえないかも知れず。

 ならば益田明美さんの意見が説得力をもつ。
 「選考レースでの優勝者最優先。3レースすべてで優勝ならタイム順。優勝者がないときは日本勢トップのタイム順」
 これならわかりやすく、陸連のアタマもすっきり健康的だ。
 付言すれば、箱根駅伝連覇の青学大、原晋監督の「タイムを狙わせる記録会によるポイント制」も、熱っぽくていい。

 ぼくなら、代表選考にはかならず「将来性の若手枠1つをもうける」ことにしたい。
 (今回の顔ぶれからも、日本のこれからを考える上でも、痛感させられるこではないか……)

 なお、付言しておきたいこと、もうひとつ。
 昨年・今年と2年つづけて観戦した東京マラソン、この大会は代表選考レースにふさわしくない気がする。
 ナゼか、お祭りムードに偏りがつよすぎて、選考レース真剣勝負の気勢がそがれている、と思われる。
 市民マラソンとして充分すぎる規模にふくらんだこの大会は、代表選考レースとは別にすべきだと思うが。
 いかがなものだろう……