どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

九頭竜川河口の湊町をそぞろ歩きながら…/    名物の甘味などにも抜け目ない旅姿

-No.0915-
★2016年03月24日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1841日
★ オリンピック東京まで → 1583日









◆「三国湊町散策」

 というタイトルの、縦長パンフレット。
 ふだんはめったにしない、”町歩き”なるものをしてみようか…と思った。
 3月10日(木)も、まことに日本海〈らしい〉鈍色の雲だった。

 三国湊へは、休暇村越前三国からバスで20分ちょっと。
 えちぜん鉄道三国駅のひとつ手前、大きく川面のひらけた停留所でバスを降り、駅までぶらぶら歩いて見ることにする。

 福井県下一の大河、九頭竜川の河口は茫としてとらえどころなく、白山神社のある勝山方面の山並みが遠く霞んでいた。
 越前朝倉氏や福井藩松平家の昔から水運で栄え、江戸中期から後期には北前船の交易で栄えた三国湊町。
 弘前とか金沢とかの、大城下町など歩かされるのは大儀なものだが、このくらいの小ぢんまりした湊町散策なら気も軽い。

 小さいながら戦災・震災をまぬがれてきた町の、旧家のたたずまいはしっとり。
 「かぐら建て」とかいう独特の建築様式が見られる旧梅谷家の三国湊町家館、三国湊の豪商のひとつ材木商岸名家のどっしりした構え、廻船問屋から銀行創業にいたった旧森田銀行本店の洋館などに、地方名家の気概と華やぎを看てとり。

 いっぽう”町歩き”となれば、いうまでもない、食い意地もちゃっかりお目ざめで……
 とくにこのところ、左党から甘辛両刀づかいへの変身キュウなかみさん、抜け目なく……
 いずれも名物の「鶯餅」に「酒饅頭」などなど、お店の人たちと世間噺かわしつつ用意のトートバッグへ。

 適当に”町歩き”きりあげたところで、福井行きの電車に食べ乗り。
 おかげで腹ごなしの散歩時間もなくなった福井では、転勤族の姪っ子と昼食会、生ビール添え。

 越中富山を目指す北陸本線特急、金沢で乗り換えての新幹線でも、缶ビール片手に、右手になごり雪の山々、左手に春色うっすらまじえた日本海ながめつつの、ほろ酔い道中。
 (これじゃ太るわナ)などと、いちおうは溜息まじりに…しかし、こんな車中もワルくなかった。