どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

トンネルの欠陥、見抜く新技術はイイんだけれども…/その〈デドコ〉がどうしても気になってしまう

-No.0885-
★2016年02月23日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1811日
★ オリンピック東京まで → 1613日




◆トンネルだらけのビクビク国土

 レーザー照射によって、コンクリート内部のひび割れなど、欠陥を見つけだす検査技術が新たに開発されたという、小さな記事が目にとまり。
 (それほど目新しいことかいな?)という軽い疑念が、記事を読ませた。

 経年劣化の進んだトンネル、コンクリート壁の崩落事故が相次ぐ時代になって。
 (振り返って気づけば、走りすぎるニッポンの道、ほんとにトンネルだらけで)
 にわかに注目されることになった欠陥探知法。

 これまでは、ハンマーで叩いたときの音で見抜く、〈打音法〉といわれるのが主流であった。
 しかし、これには手間と時間がかかるうえに、危険もともなう。
 (だったらレーザーあてて調べればいいんじゃないか)
 素人だって思いつく。

 ところが、問題はソコから先。
 これまでに開発されたレーザー検査装置の、検査速度は2秒に1回ほどとか。
 (先端技術のレベルとしてはオソすぎる!?)

 そこで、新技術はこれまでの50倍のという高速化を実現。1秒に25回も検査ができるうえに。
 少し離れたところからでも(最大15㍍まで)検知できる性能を実現、トンネル以外の建築物にも応用できるとか。

 まぁ、そうはいっても、まだ開発されたばかりのこの新技術。
 これから2年以内に実際のトンネルで実験を始める…という程度の、ごく初歩段階ではあるけれど。
 とまれ、「膨大な数のトンネルを素早く安全に調べる技術」につながるとあれば。
 (いいんでないかい)

 ナットクしかけて、(ちょいと待った)。
 このレーザー新技術を開発したのが、原子力研究開発機構(量子ビーム応用研究センター)などのチームだという。

 研究の段階で、本来の目的とは別な成果をうることは、間々あるし。
 組織上層部とは別の、現場には現場なりの苦労も困難もあるだろう。
 研究者それぞれが抱える個々の事情、まちまちなこともワカルけれど。

 そして、その研究施設の一つに「核不拡散・核セキュリティ総合センター」があることも承知のうえで。
 いまや多臓器不全状態に置かれたままの高速増殖炉、「もんじゅ」の開発・運用にあたることを主任務とする同機構の一員である前に。

 一個の良心、おなじ日本民族の一人としての、原子力(核)に対するスタンス、高速増殖炉もんじゅ」へのいつわらざる心境のコメントを、やっぱり、ぜひとも訊いておきたいのダ。
 (内緒でもいいから…)