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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

降った…積もった…町の雪、よろこぶボクは/   ガキまるだしで雪除けにいそしむ

思うこと・考えること 気象・環境・自然・動植物

-No.0849-
★2016年01月18日(月曜日)
★《3.11》フクシマから → 1775日
★ オリンピック東京まで → 1649日





◆雪のくるのがワカルようになって

 天気の予報が精度をあげてきている。
 きのうの夜、局はどこであったか。
「明日は雪の予定ですが…」
 お天気キャスターが、つい口をすべらせていた。

 彼の頭ではすでに、「予報」から「予定」に進化をとげていた。
 人の真意識が、言葉になってこぼれでる新鮮味ほど、ウレシイものはない。

 「予定」では、「日付の替わる頃から雪になる」とのことで。
 夕方の空模様は、もう準備オーケーの雲ゆきだったけれど。
 もっと確かな”雪感知人”は、黙ってベッドにもぐりこむ。

 空気がシンとする。
 そして、ひとつ息をつくのだ。
 雪になるときは、一瞬フッと気温のゆるむことが多い。
 雪は降り積りながら冷えていく。
 「くるぞ」
 ボクは確信して、睡眠をむさぼる。

 午前2時ころに、いちど目が醒め。
 窓から覗くと、雪片が空に密度をましながら、見入るうちに粒を大きくしていく。
 「積もるな」
 ボクは、またベッドにもどったけれども、もう眠りは起床までのつなぎ。

 午前4時、起床。雪は小降りになっており、積雪は5センチくらい、思ったより少ない。
 ボク、わくわくしながら切片に見入る。
 5時すぎ、ちらちら雪がいつのまにか雨にかわっている、気が気ではない。
 (融けちまったら、雪除けできない)

 6時すぎ、早くも融けだした屋根の雪が雨垂れになって、気もち急かれる。
 明るくなるのを待って、「ママさんダンプ」を持ち出し、真っ新の雪を掬って、放り除ける。
 健康であればこその〈ガキっぽさ〉に、よろこび噛みしめながら…。
 
 雪かき、雪除け、雪下ろし。
 (その雪が、どれほど降るかを前もって予測、”雪がくる”のを知ることもふくめて)
 ひと仕事いそしんだ後、ストーブに顔ほてらせて飲む冷酒の、沁みとおる旨さ。

 それらすべてを、ぼくは富良野の奥、北瑛の大地に通って知った。
 辺地校の平屋の校舎の、屋根の雪下ろしをひきうたのはいいが、みごとにスッテン滑って転げ落ちた雪の山、ズボッと埋もれたなかから引き抜かれた記憶が、いまでもボクをはしゃがせるのだった…。

 ところで、ぼく。
 雪除けはするが、少なくとも今日、明日は車に乗らない。
 雪の怖さに無恥蒙昧な首都圏人の運転は、信用ならないから。

 マイカー族の方々は、ぜひにもこの際、カー・ショップでチェーンを購入してもらいたい。
 装着・走行も、経験しておいて欲しい。
 もし売り切れていたら、予約してでも。

 雪道での立ち往生や、スリップ放置はドライバーの恥。
 温暖化? なんて甘く見ちゃいけない、気候は激症化しているのだから…。

◆前の晩に観た『北の国から

 虫が知らせた、というのだろうか。
 前の晩に、録画しておいた〈純〉と〈蛍〉の『北の国から』を観た。

 1981年10月から82年3月にかけて放送された連ドラの後。
 (1月10日記事〈『北の国から』…あれからもう…30年〉http://blog.hatena.ne.jp/sashimi-fish1/draft-scat.hatenablog.com/edit?entry=6653586347150823222に既報)
 2002年までドラマスペシャルとしてオンエアされた、その第1回『北の国から’83冬』。

 雪、真っただ中のドラマ。
 厳しい場面展開、だが、ドラマはドラマ、でしかない現実も、そこには色濃く投影されていた。

 だからこそ、なおさらに一入〔ひとしお〕、〈純〉=吉岡秀隆と〈蛍〉=中嶋朋子、子役二人の将来が案じられたことも、お伝えしたとおり。
 ドラマの筋書きは省くが…。
「地べたを放ったら最後ぞ」
 北村清吉役の”開拓魂”、大滝秀治さんが声を絞り出すほどの展開だった。

 この回を観て、ぼくには心配の種がふえた。
 〈純〉の無二の友、笠松〈正吉〉役、中澤佳仁くんは、その後どうしているのだろう。

 このドラマのなかで〈正吉〉は、雪下ろしの屋根から転落、あやうく命びろいしていた…。

◆愛知県チームの”えくぼちゃん”

 同じ前日、日曜の昼は。
 かつて雪催いになったこともある京都路、第34回都道府県対抗女子駅伝をテレビ観戦。
 1区で20位と出遅れた愛知県が、その後まきかえし、最終9区アンカー鈴木亜由子の激走で、みごと4位から、およそ1分半あった差を逆転しての初優勝を飾った。

 駅伝ならではの妙味、ひさしぶりの快挙。
 鈴木さんの笑顔をひきたてて、〈えくぼ〉がとてもとてもチャーミングだった…。

 そういうわけで、この雪の一日、ぼくにはいっときのシアワセ色。