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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

ニューイヤー駅伝は、トヨタ自動車がみごと連覇/きょう正月二日は箱根駅伝の往路、湖畔に出向く

オリンピック・スポーツ

-No.0833-
★2016年01月02日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1759日
★ オリンピック東京まで → 1665日




◆早朝4時半、起床

 きょうは、昨年と同じく町田駅から、7時30分発の小田急ロマンスカーで箱根に向かい、芦ノ湖畔に箱根駅伝往路の5区最終ランナーを迎える。

☆          ☆          ☆
 
 その前に。
 きのう元日、ニューイヤー駅伝の結果と、ぼくの感想をお伝えしておきたい。

 結果は、トヨタ自動車の連覇、成る。
 これには及ばずながらHondaも健闘して、なんだか経済状況とおなじく、自動車業界ひとり勝ちのムードは、どんなもんだろう。

 もうひとつ気になったのは。
 箱根駅伝で活躍した選手たちのその後、社会人になってからの活躍ぶりはどうなのか…。

 2代目”山の神”の称号をほしいままにした柏原竜二くん(東洋大卒)の、社会人になってからの低迷が気になった。
 怪我つづきが原因にしても、その源〔もと〕には、”箱根”駅伝の異常ともいえる騒がれすぎがあるように思えてならない。

 今回も柏原くん(富士通)は、初代”山の神”今井正人くん(順天大卒、トヨタ自動車九州)に、5区で同走を挑んだが「勝ちたい」念願かなわず。
 その今井くんもまた、このレースでは復活の兆しを見せたとはいえ、長らく苦しみもがいている。

 ことし注目し、期待もしたのが、村山謙太(駒大卒)・紘太(城西大卒)の双子の兄弟ランナー。
 同じ双子の兄弟ランナーで、かつてボクら世代を沸かせた宗茂・猛が率いる旭化成を、ひさしぶりの優勝にみちびくかと思わせたが、あえなく揃ってチームのブレーキになってしまった。
 もともとこの兄弟、そのときどきで落差の大きい意外性がもちあじで、そこが楽しみなところでもあったのだけれど…。
 社会人には、それなりの安定感がなければなるまい。

 東洋大で柏原くんのあとを担った双子の兄弟、設楽啓太・悠太は明暗をわけた。
 弟の悠太くん(日清食品グループ)がエース区間の4区で2年連続の区間賞(区間新)、一時はチームをトップに押し上げる働きを見せたのに対して、兄の啓太くん(コニカミノルタ)の方は6区のだいじなところで腹痛に見舞われ、逆転優勝の芽を摘んでしまうことになった。

 いずれも結果論ではあるけれど。
 ぼくが、いまひとつさみしく想うのは、最近の選手諸君に「走るのが楽しくてしょうがない」といったふうの、やめられないとまらない躍動感いっぱいの青春はじける人材が見られないこと。
 みんな揃って”有望株”、だいじに扱われることに馴れ親しんでしまった感がぬぐえない。

 昨年、青学大を優勝に導いた原監督が「選手たちには、苦しい練習に耐えるだけではない、勝ったときにはそれなりの喜びもないと、ほかの競技に有望な人材をもっていかれてしまう」といった趣旨の言があり、ぼくもそのとおりだとは思うのだが。
 そっちに傾きすぎても、また、若者の成長を害することになりはしないか…気が気でない。

 そんなボクの想いが晴れたのは。
 優勝したトヨタ自動車のアンカーをつとめた、ルーキー山本修平くん(早大卒)の粘りの走り。
 学生時代、キャプテンの重圧に苦しんだ箱根の経験が、生きていた。

 ニューイヤー駅伝での余禄を、もうひとつ。
 警視庁チーム(34位)、スタート前の監督コメント。
「きょうだけは、わがチームのスピード違反を許していただきたい」
 結果の順位を見ると、ほほえましくてイイ。
 公安を職務とする者たちの、仕事以外での持ち分はこれくらいがいいところ、なのではないでしょうかね…。

 それでは箱根へ。
 これから行って参ります。