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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

戦後日本の大晦日を綴ってきた「紅白歌合戦」/  テレビ放送が社会現象をリードする時代のさきがけ

-No.0831-
★2015年12月31日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1757日
★ オリンピック東京まで → 1667日





◆「おおつごもり」からの解放

 大晦日。
 人はみな、あわただしく一年を〝片づけ〟、〝年越し〟に熱中する。
 あれこれあったことを〝忘れたい〟というより、〝放っとく〟魅力にかまける、のだけれど。

 どんなに忙しくすごしても、冬の短い陽のかたむくときまで。
 あとは〝年忘れ〟テレビにしがみつく。

 …で。
 ふと脳裡に泛んだのは、去年(2014)の大晦日、「紅白歌合戦」の一場面。
 きっと他人には、なんでもないひとコマだったんだろうけれど、なぜかボクの気もちには、ひっかかるものがあった。

 それにしても、そもそも…。
 どうして、それほどまでに「紅白」か。
 祝い餅でもあるまいし、されど。

 古来の「おおつごもり(大晦)」から、人々が解放されるきっかけになったことは、まちがいない。

 「NHK紅白歌合戦」。
 1951(昭和26)年にスタート(はじまりは新年のラジオ番組)。
 53年(昭和28)年の第4回から大晦日のテレビ放送になって、今年で64年(64回)。
 64(昭和39)年、15回からカラー放送。
 78(昭和53)年の29回からステレオ放送。
 03(平成15)年の54回から地デジ放送。

 ボクたち戦後世代は、ものごころ着く頃から、否も応もない、ずっと紅白といっしょ。
 反抗期の青春時代には、裏番組にイタズラ遊んだり、わざと背を向けてみたりもしたが、紅白が頭から離れはしなかった。

 ならばやっぱり、一度は観ておきたい。
 そう思って去年、観覧希望のハガキをだしてみたけれど、はずれ。
 ことしも、「ざんねんですが…」と返事があった。

 ボクの気になった一場。
 
 歌手、坂本冬美
 題名は忘れたが、「あっぱれ、あっぱれ」と連呼する歌。
 とても面舵(右)いっぱいに「傾いて」響いた歌詞。
 いまの世の中、そのママ。

 乱筆のメモをたよりに。
 記憶の糸をたぐってみたら。
 あの歌、曲名は『男の火祭り』。
 前の年にも、坂本冬美さんは同じ歌を唄っていた、と。
 ボクは、その頃にはもう寝てしまっていたのか、覚えてませんでしたが。

 この『男の火祭り』。
 歌詞が凄い大時代的。
 (まぁ、演歌ってソモソモがそういう傾向ではありますけど…)

 1番に、いわく。
   〽日本の男は 身を粉にして働いて
    山に海に 生きてきた
    女は嫁いで 男によりそって
    留守を守って くらしてた

 そのあとがもっと凄くて、神さまや大地の恵みに「ありがとう」と叫び。
 さらには「あっぱれ」の、連呼、連呼、連呼。
 「千年万年」「幸〔さき〕はふ国よ」と、歌い上げるのデス。

 ボク、誤解をおそれずにいわせてもらえば。
 この地に生まれ育った…というほどの意味ですが。
 本質的には、国粋真情の持ち主ですが。
 そんなボクが、恥ずかしくなるくらいのヒドイ酔い痴れかた。

 これからも、ときどき、夢に見るでしょうネ。

          ☆          ☆          ☆

 ヨカッタのは…。
 丸山明宏さんの『愛の賛歌』。
 銀巴里の頃のまま、黒バックが似あって。
 ばりこてオーラの、ビブラートがよかった。
 
 それから、さすがは…。
 サザン・オールスターズのスペシャルステージ。
 時代をしっかりとらえたものが、漲っていました。
 「忘れたものがありゃしないか」と感じさせる力は。
 やっぱり半端じない。
 ただものじゃなかった。

          ☆          ☆          ☆

 ことしは、さて。
 どんなことになりますか…。
 前評判はイマイチみたいですが。

 「紅白」といっても、じつはボク。
 いつもイイともだち(お酒)が傍につきっきりなもんで。

 途中で寝ちゃうんですけどね…