どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

春~秋3シーズンのスポーツはポスト・シーズン入り/いよいよウィンター・スポーツの季節になって…

-No.0815-
★2015年12月15日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1741日
★ オリンピック東京まで → 1683日




 この季節の変わり目には、あれこれ想うことがあり。
 さまざまに考えさせられることもある…。

 ことしも、いろいろなことがあった。
 これからも、さまざまなことがある。

◆タメトモ(小笠原道大

 プロ野球では。
 小笠原道大が現役をしりぞいた。

 日本ハム、巨人、中日で活躍し、セ・パ両リーグでMVPに輝き(史上2人目、野手では初)、早々と2000本安打も達成(川上哲治長嶋茂雄張本勲に次ぐスピード)している。
 ヘルメットが落ちるほどのフルスウィングが魅力の、打率とホームランの選手だった。
 
 一般の人が呼ぶ愛称は「ガッツ」だそうだが、ボクにとっては「タメトモ」。
 これには少し説明がいる。

 タメトモとは、源為朝。平安末期、猛勇の武将で、曲亭馬琴椿説弓張月』に伝説の強弓のつかい手…といっても、もちろん本人に逢ったことはないが。

 小さい頃、お爺ちゃんが祝ってくれた五月人形の、弓を片手にキリリと眉つりあげた立ち姿がカッコよかった。
 小笠原の顔つきが、この人形の為朝にそっくり、そのうえフルスウィングと為朝の弓張のイメージもドンピシャときたからだった…。

 その小笠原道大、引退後は中日ドラゴンズの二軍監督に。
 にわかに中日に興味津々…だが。

マエケン前田健太

 広島のエース、マエケン前田健太
 今シーズン、セ・リーグ最多勝投手で、”投手の勲章”沢村賞も獲得。

 前から気になっていたピッチャーのフォームに、たまたまお目にかかれたのは、ことし6月はじめ、《戦後70》広島巡礼の折に、広島市民球場のセ・パ交流戦を観戦するチャンスに恵まれ、しかもそれがマエケンの登板ゲームであったことによる。

 惜しくもマエケン、このゲームでは負け投手になってしまったが。
 彼のオフィシャル・ブログのタイトルは「あったりまえけん 絶対負けん!!!」。

 そのマエケンが広島球団の諒解をえて、来シーズンは大リーグを目指すという。
 ポスティングシステムによるメジャー移籍の、お値段ざっと200億円という噂もある。

 マエケンお前もか、正直そう思う。
 日本球界を上り詰めたら、次は、イキのいいうちにメジャーに挑戦。
 これが、一流選手のキマリみたいになって久しいけれど、気もちはワカルけれど。

 やっぱり大リーグは憧れか、日本球界はそんなに狭いか…。
 張さん(張本勲)じゃないが、「そんなにメジャーがいいのかね」と思う。
 もういいかげんに、大リーグ崇拝は卒業してもいいころじゃないのかな。

 まぁ、さいごは「行ってきな、がんばって来いよな」っていうしかないんダ、けどもさ…。

 むかし長嶋・王時代の巨人ファン、その後ずっとプロ野球ファンをはなれていて後の、にわか広島ファンは、こんどは中日の方に心ひかれて、いま揺れている。
 こういう気分も、そう、わるいもんじゃないダ、けどもさ。

 とまれ戦後70の今年、広島スポーツは、サッカーでサンフレッチェ広島の年間王者獲得もあったから、それどヨシとするか。

 ちなみに、参考記事は。
 -No.0638-2015年06月21日記事「燃えよ”赤ヘル”広島カープ/にわかファンも胸を熱くして観たセ・パ交流戦
http://blog.hatena.ne.jp/sashimi-fish1/draft-scat.hatenablog.com/edit?entry=8454420450097834275

◆ジャンプ期待の高梨沙羅

 ウィンター・スポーツでは、まずスキージャンプ女子。
 ワールドカップの個人開幕戦(ノルウェー)で、ホープ高梨沙羅が圧勝、復調ぶりをつよく印象づけた。

 冬季オリンピックでのまさかの失敗以来、乙女ごごろの癒さる日を待ち望んでいたファンとしては、ホッとひと息。
 これで、2季ぶりのワールドカップ総合優勝にむけてもはずみがついた。

 今シーズンは”沙羅スマイル”がふんだんに見られそうなのが、うれしい。

◆マラソン川内優輝はどうする

 12月6日の日曜日。
 お昼から2時間余りのテレビ放映を観おえて、ボクはガックリ肩の力が抜けてしまった。
 リオ・オリンピックの男子マラソン代表選考レース、福岡国際で川内優輝(埼玉県庁)が、もろくも敗れた。

 結果は、ケニアのマカウ選手が2時間8分18秒で2連覇。
 日本勢では、佐々木悟(旭化成)が8分台の3位で健闘。
 わが川内優輝くんは、序盤の10キロ付近から遅れはじめた失地を挽回しきれないまま、12分台の8位いおわった。
 
 川内優輝というランナーに、なぜ、そこまで(ガックリと肩の力が抜けてしまうほど)思い入れるか。
 市民ランナーの綺羅星というだけでなく、常識をくつがえす、我武者羅とも思えるレースへの挑戦ぶりがみごとだからだ。

 いつのレースでもあらんかぎりの走りで、ゴールには倒れこむほどの…。
 フォームが美しいわけでもなく、一流といっても抜群ではない、にもかかわらず、エリートコースをゆく選手には感じられないゾクゾクした期待をいだかせてくれる。

 だが、これが最後とみずからいっていたオリンピック代表選考レースには、理由はどうあれ完敗。

 しかし、自身ヤメたとも、アキラメたともいっていない。
 これでほぼダメ…ではあろう、けれどもまだ、来年2月の東京か、3月びわこ毎日のレースに出て、2時間6分30秒以内の記録をたたきだせば、一発逆転である。

 マラソンという過酷なレースの”常識”では、短時日の休養で次のレースに挑むことはありえない、が。
 川内くんは、”常識”の人ではない、”我武者羅流”の人なのだ。
 福岡国際のレース後も、「どうするか」を語ってはいない。

 自身、駄目と思えば走るまい、が、走れるものなら走るだろう。
 ぼくらには、懸命に本人の心に寄り添いながら待つ、それしかできない。

◆再スタートのエンブレム

 2020オリンピックのエンブレム。
 再スタートの応募が締め切られた。
 1万通を超える応募数があったという。

 応募者たちをつつむ熱気には、きっとスゴイものがあったのだろう、が。
 まわりの空気は、ずいぶん醒(冷)めてしまっている気がする。

 応募作に、どれだけ迫力と夢のあるものが含まれているか。
 そこからどんな作品が選ばれることになるのか…。
 楽しみなような…不安のような…。