どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《11.3.11》2015夏の巡礼⑲-南リアス線・唐丹駅/つぎに目指すは「三陸自動車道」の開通

-No.0745-
★2015年10月06日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1671日
      高倉健没から →  330日
★ オリンピック東京まで → 1753日











◆待ってろ釜石、もうじきダ!

 8月21日、午後。
 陸前高田から大船渡を経て、釜石へ。
 
 ようやく復興が目に見えてきた…このたびの巡礼。
 メルクマールのひとつが、北上する浜街道(国道45号)の行く手にあらわれた。
 三陸鉄道南リアス線の唐丹〔とうに〕駅。

 この駅の愛称は「鮭のふるさと」。
 駅のすぐ脇を流れる片岸川に、秋になると多くの鮭が遡上したことにちなむ。
 釜石湾の南に位置する唐丹湾に押し寄せた津波が、この片岸川に溢れ返って、駅も線路も失われた。
 ぼくらは、その痛ましく荒れ果てたさまを、通りすがりに見つづけてきた。
 唐丹本郷、花露辺あたりの被災状況も見とどけている。

 被災後、JR大船渡線気仙沼線の復旧あきらめムードのなか、果敢に復旧にのりだした三陸鉄道南リアス線
 最後にのこされた吉浜-釜石間の復旧が2014年春に成って、唐丹駅もようやく復活をとげた。

 新しい駅は盛土の上。
 島式のホームに立つと、折よく釜石からの列車が到着。
 多いとは言えない乗客の、なかでも目だつ観光客がホームに降りての撮影風景を展開。
 まもなく列車が出て行くと、風の中にまたホームは静まりかえって…。

 駅の背後では、いま、三陸自動車道の”谷渡り”工事が進捗中。
 ぼくが「おサルのカゴヤ」と名づけた架橋装置(正式名称はナンというのか)が、中空に浮いて懸命に先をいそいでおり。
 釜石に向けて「待ってろもうじきダ」、励ましの声を上げているように想われた…。