読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

8月6日…ヒロシマ…″被爆″と″被曝″と…     …知らないのに知っているぼくと…

生きる・医療・健康 思うこと・考えること

-No.0684-
★2015年08月06日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1610日
    (高倉健没から →  269日
★オリンピック東京まで → 1814日


◆《戦後70》のメモリアル旬間が始まる

 この時季のぼくの魂〔こころ〕は、外の空気の暑熱にかかわらず、沈みきって、冷えきっている。
 …といっても、水になって溶ける雪や氷のようではなくて、ひたすらドライアイスだ。
 吸いつくほどの冷たさでありながら、固く痼〔しこ〕ったものは、痕跡のこすことなく、また気へと昇華するばかり。

 原爆死没者慰霊の日は、広島平和記念日に昇華して、日々歳々、記憶から遠のいていく。
 広島原爆の日も、長崎原爆の日も、朦朧として、日本が戦争をしかけた相手がアメリカだったということさえ、定かではなくなろうとしている、と。

 1945年8月6日8時15分。
 B-29「エノラ・ゲイ」によって投下された原子爆弾「リトル・ボーイ」が炸裂。
 8月15日正午。
 ポツダム宣言を受諾し、終戦(敗戦)を告げる天皇玉音放送

 その翌日16日未明。
 ほとんどの人々がポカンと放心の状況にあったとき、東京の湘南寄り”川向こう”の矮屋で、ひとつの命が出生していた。
 その僥倖と不幸は、他人の知ることではない。
 戦争体験者と戦争を知らない子どもたちの間で、その魂〔こころ〕は日々歳々、ただ虚空へ、寂寥の昇華をくりかえす。