どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

《戦後70》沖縄巡礼⑥-陽の耀きの色…琉球ガラス村/「うちなんちゅ」の人懐こさと清々しさ

-No.0592
★2015年05月06日(水曜日、振替休日
★《3.11》フクシマから → 1518日
    (高倉健没から →  177日
★オリンピック東京まで → 1906日





琉球ガラス村からの手紙

http://www.ryukyu-glass.co.jp/guide/

 5月3日、琉球ガラスの皿と詫び状の入った、宅配の荷物が届きました。
 わけは、こうです。

 琉球ガラス村で買って帰った、青と緑の皿。うち、青の1枚が、ふと、割れてしまいました。
 テーブルに飾り置いたガラス皿が、(ピン)と短い音とともに、割れたというより、裂けたようでした。
 びっくりして、正直、あまりいい気分ではありませんでした。

 ぼくたち老夫婦には、思いあたることがありません。
 まだ、ほとんど手つかずでいました。

 事情を記した手紙に、割れた皿の写真を添えて送ったのが1週間ほど前。
 その返事でした。

 店長さんからの手紙には、徐冷釜(ガラスを徐々に冷ます窯)内部の温度が均一でなかったため、温度差が発生してしまったことが原因と思われる旨の説明があって、これを肝に銘じて再発防止にとりくむ所存が述べられていました。

 なお念のため、同じ時期に造られた品は整理すること、そういう事情なので緑の方の皿も新しい品を送らせていただきます、ということで。

 いまはメーカーは、みな、ずいぶん紳士的になりましたけれど、この琉球ガラスさんの対応には、「うちなんちゅ」(沖縄の人)らしい人懐こさと清々しさが感じられましたので、あえて報告させていただくことにしました。

◆陽の耀き色あざやかな…

 喜屋武岬から、ひめゆりの塔へ向かう道すがら。
 琉球ガラス村の前にさしかかると、しぜんに駐車スペースへとレンタカーをすべり込ませていました。

 おりから昼どき……のせいばかりでなく、いささか、戦跡めぐりに草臥れてもいました。

 ガラスも好きなボクですが、琉球ガラスの器は、なにげない生活にスッと刺激的なところが、お気に入りです。
 いろいろ魅せてもらって、なかでも空の色、海の色に染みた皿に惚れ込んで、買いました。
 (それが、この品だったわけデス)

 それから、”海の雫”といった趣きのピアスを、これは、かみさんに。

 おまけに、「指はぶ」という郷土玩具を、これは友への土産に。
 干したサトウキビの葉で編んだ、細い筒型の、ごくなんでもないようなものですが、うっかり口のところから指を突っ込んでしまうと、網目の収縮摩擦にあって抜けなくなる…という仕掛けの、とてもオカシナ可笑しなすぐれもの。

 琉球ガラスにかぎらず、色ガラスの秘密は究極、材料の配合にあるようですが…でも、ぼくはそこに、それぞれの土地土地の風土の風の色を感じます。
 ボヘミアンガラスも、イタリアのガラスも、安曇野のガラスも…みな、美妙に、肌あいや香りまでちがうんです。

 それは、つまり、パリで撮った街の屋並の色あいは、どうしたってパリ以外のどこのものでもない、のとおなじことでした。