どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

画像は〈おおきいほどいい〉のだろうか/     ヒノキの木枠の”フォト・フレーム”に託す

-No.0524-
★2015年02月27日(金曜日)
★《3.11》フクシマから → 1450日
    (高倉健没から →  109日
★オリンピック東京まで → 1974日












◆亡き人の”面影(遺影)”にぬくもりを…

 きょうは、月に一度〈よみうりカルチャー荻窪〉木工教室の日。

 このたびは、希望者にヒノキの木枠の「フォト・フレーム」を作ってもらいます。
 ふだんは、自分のほしいもの、必要なものを作ってもらっているわけですが、ときどきは、こちらから「こんなものを作ってみませんか」が、あってもいいでしょう。

 フォト・フレームや額縁の作り方はいろいろありますが、ここでは「木ダボ」と呼ぶ、”埋め木”を使って枠を接合する技法でいきます。
 3時間の教室、2回くらいで仕上げてもらえるでしょう。

 じつは、このフォト・フレームの発想は、《3.11》被災地巡礼の旅から生まれました。

 ここでも、ずっとご報告しつづけているように、東日本大震災のその後を訪ねる旅では、さまざまな場面があり、さまざまな方々と出逢ってきました。
 大津波で亡くなった方の、面影(遺影)に手をあわせることもあって、そのたびに…ふと…心のこりなものを感じいました。
 
 遺影って、どうしてあんなに、つめたく、とりすましているのだろう…と。
 いうまでもありません、フレームが既製品なんですから、仕方がありません。
 でも、できることならなんとか、もう少し、ぬくもりのある、親しいものに…と。

 そこで、昨年の夏、大槌町でのワークショップではヒノキの木枠の「フォト・フレーム」を作ってもらいました。
 材料から道具、すべて持ち込み、集会所が会場という条件のもとでは、充分なできばえは期待できませんでしたが、それでも仕上がって見れば、どの顔も親しげな満足感にあふれた、いい表情になって。
 厚さ2センチ、幅10センチのヒノキの板の、かぐわしいぬくもりが、やんわり、伝わってきました…。

 フレームにあじわいがあると、なかに飾られる画像の大きさなど、たいしたことではなくなります。

 さて、木工教室での「フォト・フレーム」作りは、設備も道具も仕上げ法も、仮設のワークショップとはくらべものになりません。
 きっと、いい作品ができあがるのを、愉しみにしているところ、デス。