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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

アイスフィッシュ → コオリウオ → 氷魚 → こまい → ひうお…/連想ゲームにも喰い意地のはるハナシ

文化・社会・観賞・読書・思想 生活・食べる・飲む周辺 旅・散歩・遊ぶ

-No.0514-
★2015年02月17日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1440日
    (高倉健没から →   99日
★オリンピック東京まで → 1984日




◆南極の透明な血の魚が葛西にいるって…

 南極の海には、血液の透明な、ヘモグロビン(血色素)をもたない魚がいる…という話しを〈南極・北極科学館〉で聞いたのだった(-No.495-1月29日記事)。
 しかも、その魚を葛西臨海水族園で見ることができると。

 魚の名は「アイスフィッシュ」、和名で「コオリウオ」。
 動物の血が赤いのは赤血球という細胞のせいで、ヘモグロビンというタンパク質を含むからだ…とボクも学校で教わった覚えがある。ヘモグロビンには、体じゅうに酸素を運ぶたいせつな役目がある、とも聞いた。
 
 アイスフィッシュ(コオリウオ)くんは、赤血球をほとんどもたず、しかもそのわずかな赤血球にはヘモグロビンがないので、血が透明というけったいな奴らしい。
 吸血鬼どころではない、血の色に消しゴムをかけてしまうような生命体なのダ。そして、ナゼそんなことになってしまったか、わけがワカリマセンという。

 そのかわりに、大きな心臓で大量の血液と酸素を送ることができ、また、鰓だけでなく体表からも酸素をとり入れることができるとか。それで、なんですってネ、凍るほど冷たい南極の海は、ほかの水温の高い海にくらべると、溶け込んでる酸素量が多いんだそうで…。
 つまりは南極特別仕様の、“冷血”じゃなくて、きわめて“冷静”な魚ってわけ。
 (ちなみに、ぼくの車も寒冷地仕様、いちおう冬場に備えたカッコウになってますが、もちろんアイスフィッシュくんほどの仕掛けではありません)

 冬のさなかの葛西臨海水族園を訪れたわけは、少なくなってしまったマグロだけじゃなしに、このアイスフィッシュ(コオリウオ)くんにも逢いたかったからでした。
 おまけに、いまでは孵化したばかりの仔魚まで観られるようになっているってんですから、とっても愉しみだったんですが。
 あいにく「北極・南極の海」の展示コーナーは改修工事中で、4月以降に「またどうぞ」ですって。

 ことのついでに言い添えておきますと、この「北極・南極の海」展示コーナーの改修工事の音が、隣接する「大洋の航海者」水槽のマグロたちにわるい影響が与えたのではないか…という疑いもあるんだそうです。

 考えてみると水族館とか動物園とかってのは、どう理屈をつけたって、人さまのために展示という大自然の摂理に逆らったことをしてるわけですから、たいへんなことがイロイロ降りかかりもすると…。

 そんなことをツラツラ考えながら、紙にいたずら書きしてたら。
 アイスフィッシュ → コオリウオ → 氷魚…と進んで。
 「氷魚」は「こまい」だよね、そういえばここんとこご無沙汰だなぁと。

 そしたら、ついでに「氷魚」は「ひうお」でもあるわけで。
 ずっと以前に、琵琶湖岸の宿で、氷魚〔ひうお〕と呼ばれる鮎の稚魚、それこそシラスみたいに透明な仔魚、さっと釜揚げにしたやつをご馳走になった冬の一日を想いだしてしまった。
 ちゃっぷいけど、冬もいいよねぇ日本の、味わいはだんぜん冬だものねぇ…。