どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

クモの巣“一極集中”の中心、東京駅/       こりゃ、コングラカッタことになりそうダ

-No.0511
★2015年02月14日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1437日
    (高倉健没から →   96日
★オリンピック東京まで → 1987日





◆開会まで2000日をきって準備の動き活発化

 今年に入って、2月1日に「2020TOKYO」オリンピック開会式まで2000日になりました。

 東京大会の前に、来年2016年にはリオデジャネイロ大会があるのだけれど、日本人てほんと、勤勉というか気が早いというか、とても待っていられない風情。完成までに時間のかかる大計画が、官民あげてたてつづけに動きだしている。

 東京都は1月中旬、大会終了後の選手村(中央区晴海、面積約44ヘクタール)を、およそ6000戸の住宅棟に整備する計画をぶちあげました。

 選手宿泊用14から17階建ての22棟を分譲および賃貸マンションに衣替えし、これらを中核に50階建ての超高層タワー2棟や商業施設、学校などを建設。客船ターミナルと晴海ふ頭公園を除く一帯が巨大ニュータウンに変身するという。
 民間の資金やノーハウを活用する計画だそうで、ここならきっと引く手あまたにちがいない。

 インフラでは〈交通〉が先鞭、いうまでもありません。

 まず、近頃なにかと話題の多い東京駅が、丸の内側駅前広場と地下エリアの大規模整備に着手する。もちろん2020にあわせて「首都の顔」を整形するのダ。

 広場を横切っている都道を迂回させることによってできる空間に、約6500平方メートルの歩行者用「都市の広場(仮称)」と、これを挟む形で南北に2つ、バスやタクシー乗り場の「交通広場」を設ける。

 「都市の広場」には白御影石を敷きつめ、皇居前広場に通じる行幸通りに向かってケヤキ並木を植樹。完成予想図を見るとヨーロッパの大宮殿みたいに豪勢なもので、夏場には薄く水を張って路面の温度上昇を抑える仕掛けまで施されるというのダ。

 完成は17年夏の予定。この発表が昨年夏7月のことでした。

 つづいて8月には、都心と羽田空港を結ぶ「新アクセス線構想」を発表。

 東京からの「東山手」、新宿からの「西山手」、新木場からの「臨海部」、3ルートを通して、いずれも羽田までの所要時間を、乗り換えなしで、従来の半分に短縮(輸送力は1.8倍に)。

 さらには、ことし春に開業した東北縦貫線を通じて東北・高崎・常磐各線からの直通運転もできるようになる、というのダ。

 もっとも、かなりな難工事になることが予想されるため、計画全体の完成は2020に間に合わないが、一部の先行開業も目指す…と。

 いっぽう、浜松町-羽田空港間の東京モノレール(JRの子会社)でも、東京駅まで線路を延ばす計画があると、名乗りを上げました。

 国には国で、東京駅近くの地下新東京駅を造り、羽田・成田の両空港間を直結する新線の計画もある、と…。

 まだある。東急電鉄も、目蒲線蒲田駅京急蒲田駅とを結び、羽田から新宿方面への「新空港線」整備を目指しているんですって、さ。

 なんだか、ものすごい入り組んだことになって 、頭の中がコングラカリそう。

 ついでに、東急電鉄は2020年を目標に、東横・田園都市大井町の3線、計64駅すべてにホームドアを設置、乗客の安全性向上をはかる計画を発表しました。これはイイね。

 まだまだあるゾ、こうなるともう、なかばヤケクソ気味ですが…。

 中央区では、都心と選手村(有楽町-トリトンスクエア間)を結ぶバス高速輸送システムを計画。銀座みゆき通りと環状2号を通って4.2キロ、12分ほどのルートが最有力とかで、料金は均一200円の予定だ、と…。

 バス高速輸送システム(BRT)といえば、《3.11》後の東北地方の交通復興(JR気仙沼線大船渡線)に取り入れられたアレだ。一般車両用とは区別された専用道路を走るので、信号や渋滞の影響がないのダ。

 どうでもいいけど、ちょっとスゴすぎやしませんかね。

 ここまで一極集中が過度になると、地方市町村の消滅から、やがて大都市も疲弊して衰える…という、ニッポンという国の老化スピードが倍増も、3倍増もしそうで、ボクなど爺っちゃはオソロシくて、入れ歯の歯の根があわなくなりそうです、はい、フガフガ、ゲホッ…。