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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

オリンピック施設整備費は圧縮の方針のTOKYO/これからが都知事の真価の見せどころ

オリンピック・スポーツ

-No.0509-
★2015年02月12日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1435日
    (高倉健没から →   94日
★オリンピック東京まで → 1989日




◆開催都市、東京都知事のこと

 舛添知事の、2020年オリンピック開催にむけてのスタンスは、いまのところ、まぁまぁ、でしょうかね。
 知事選のときの自民党への、あの明け透けな擦り寄りぶりをみたときには正直、ゾッとするほど気色わるかったものでしたが、あれも選挙に勝つための作戦だったんでしょうか…。

 開催に向けて新設・改修する競技施設の整備費、4584億円(招致段階で1538億円のおよそ3倍)から2千億円を削減して、約2576億円になると試算(これからまた膨らむことが予想される数値ですが…)、今後さらに圧縮したい意向を示してみせました。
 
 この圧縮分は、ほとんどが湾岸埋立地に新設予定だった施設。
 ボートとカヌー競技の〈海の森〉、セーリング(ヨット)の〈若洲〉、バドミントンとバスケットの〈夢の島〉を、それぞれ計画圧縮、既存施設の活用、建設中止としました。
 当然でしょう、あの辺を視察してみると、札束がビュンビュン猛スピードで消えていくさまが見えるようです。
 アドバルーンがでかすぎたし、大会施設を湾岸エリアにまとめるというコンパクトさの“売り”にも無理がありました。まぁ、舛添えさんの所為じゃないですけど…。

 改革の方針をうちだしている国際オリンピック委員会(IOC)も理解を示していますし、すでに大阪でバスケ1次リーグの開催が現実味をおびてもいるようです。
 これからは、こうしたオリンピック開催の旨味、おこぼれにあずかろうとする動きが活発になってくることは明らかだし、移動手段ほかの課題さえ解決できれば、どしどし進めていいと思います。

 最大の問題は、やっぱり新国立競技場
 去年の秋、前回開催地ロンドンの大会後を視察した知事は、「大会後のことをきちんと決めて計画することが、マイナスの遺産をのこさないこと」と言ってましたから。今後の国や、“金食いヌエ”としか思えない建設主体の日本スポーツ振興センター(JSC)、オリンピック組織委員会との折衝が正念場になるでしょう。
 ここで、知事がどんなスタンスをとるか、信念をつらぬけるか…。 
 
 もうひとつは、被災地復興との結びつきデス。
 舛添えさんは言葉では「前向き」といいますが、どうもアヤシイ感じ、少なくともあまり熱心には見受けられません。

 被災地での開催関係費用などは「復興予算から捻出すればいい」なんてことを、冗談でなしに言ってますから、油断がなりません。
 「都民の理解がえられるかどうか」をしきりに繰り返す舛添さんですが、ここは一小国にも匹敵する財政規模をほこる東京都知事として、もいういっちょ高いレベルの「国民の共感がえられるかどうか」までふみこんで、名知事への道を歩んでほしいものです。

 どうか、つまんないところで化けの皮を剥がされないように…じゃない、コワモテ爺さんの素顔を暴かれないようにしてネ。