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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

スポーツの定義すら変える可能性がある大会に…/  室伏広治が語った「2020TOKYO」

オリンピック・スポーツ

-No.0508-
★2015年02月11日(水曜日、建国記念の日
★《3.11》フクシマから → 1434日
    (高倉健没から →   93日
★オリンピック東京まで → 1990日




◆寒夜が明けると陽射し春めく

 ハンマー投げオリンピアン現役アスリートで、「2020TOKYO」のスポーツ・ディレクター(SD)をつとめる室伏広治さんが語るのを、新聞で読んだ。
 ハンマー投げというマッチョで哲学的な競技をする人だから…だろうか、この人の考えや行動を、ぼくは見のがせない。

「選手が競技に専念するだけの時代は終わった」と。

 そうなんです。そういう意識が、いまの選手諸君にはあるのか、とても疑問なのダ。オリンピックに向けた有望選手の強化策の話しなど聞いたり読んだりすると、そのたびに、なぜかボクは“孵卵器”を連想してしまう。

「いい環境が整わないと練習できないという考えかた自体が、一流じゃないと思う。頭を使って、そこでできることをクリエートしていくことが面白い。トレーニング方法は無限にありますよ」と。

 さすが、スポーツパフォーマンス・システムを研究する体育学教授の言ですね。よくはわかりませんけど、じぶんの身体の筋肉のはたらきなど思うと、ワカル気もする。

「ここ50年で(体力を)消費させない、疲れさせない世界になった。われわれは相当、身体を使わないことを選ぶ文化になりましたよね。運動量と(栄養)摂取量のバランスが崩れた」

 まさしく問題はそこ、ですよね。このままでいいのか、肉体と精神のバランスを保つスポーツは…その頂点にあるオリンピックは…。

「身体を使って、気分転換したときに違う考えが出たり、次のエネルギーが生まれることすべてをスポーツと言っていいと思う。アイディアを出して、工夫して広げていくことがスポーツなんです」と。
 
 うん、たしかに。そうすると勇気づけられる人たちがずいぶん多いかと思われる…一方で、しかし、そうなるとオリンピック追加種目の選考はますます難しいことになるんでしょうね。

「すべての人が健やかになり、豊かさを感じられる社会への、新たな道。スポーツの定義すら変える可能性がある東京オリンピック」と。

 室伏さんは、組織委員会の理事でもある。委員長以下のみなさんすべてが、こんな考えで準備を進めてくれたら、いいんですけど…ネ。

 “哲人”のコトバの端っこのいいところだけは、けっして利用させない“鉄人”であってくださいな、どうぞ。