どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

鐘が鳴る…こころ鎮まる/            お仏壇の“鉦”を買い替えた

-No.0494-
★2015年01月28日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 1420日
    (高倉健没から →   79日)
★オリンピック東京まで → 2004日




◆りくつじゃない、そういうもんだ…てぇこと

 ありますよね。

 お坊さんの読経と、お相撲さんのお尻、どっちも綺麗でなけりゃいけません。
 耳に澄み、目に美しく、心に響かなければ、いけない。
 そういうもんです。

 家のお仏壇の鈴〔りん〕が、ずっと気にかかっていました。
 むかし母が買い求めた、真鍮みたいな…なにかの合金でしょうね、小さなものでしたが、音がち~んという感じに高く細いんです。
 柄の小さな母には似あってましたが、その母が亡くなってみると、(ちがう)気がしてきましてね。

 お寺さんにあるような、大仏さんの飯茶碗みたいな、あんなに立派なのは無理としても、ちっとは近づけたい気がして。
 あれ、なぜか世間では「りん」と呼んで、仏具屋さんなんかでもそれで通じちゃいますけど。漢字で「鈴」、訓読みは「すず」、音読みだと「れい」で、「りん」は唐音ですってね。

 形声文字ですし、いずれにしても音からして「鈴」とはちょっとちがう。
 (お遍路さんなんかが手にして歩く…あれは鈴でいいと思うんですが)
 やっぱり、ほんとは「かね」でしょうね。

 「鐘」は、撞き鐘(梵鐘)ですから、「鉦」たたきがね、ですか。
 ついに意を決して、仏具屋でもとめてきました。
 4寸5分の鋳鉄の鉦、音で選んだらこの大きさになりました。

 いいですよ、余韻にまた、なんともいえない味わいがあって…。
 ぼくなんぞのカスれた『般若心経』だって、箔がついて聞こえるくらい。
  柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺
 子規の句、そのまんまの心境になれます。

 ヘッドホンで音楽たのしんでる人たちなんかも、いっぺん聞いてみるといいですよね、鉦の音。
 昂ぶった気持ちを鎮めたいときなんか、この鉦の音ひとつ、あればいい。

 仏教の深さっていいますか、宙〔そら〕にとどく気がしますもんね。
 平和っていうものなんかも、こころ鎮まったところにしか、ありっこない。

 家のお坊さんは、読経がよくて、きれいで声韻に艶があるんです。
 お相撲さんのお尻では、優勝回数最多記録を達成した横綱白鵬、きれいでしょ。 
 でもね、むかし相撲人形みたいな姿かたちで女性ファンをうっとりさせた吉葉山って横綱がいましたっけ、この人のお尻なんか、もっともっと綺麗で、男も惚れるほど、よかったなぁ…。