どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

「シュトーレン」と「カレンズ」のこと/     たまには…パンの話しでもしようか

-No.0465-
★2014年12月30日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1391日
    (高倉健没から →   50日)
★オリンピック東京まで → 2033日




◆ホテル・オークラの「シュトーレン

 家から歩いて15分ほどのところに、パン屋さんがある。
 ちょうど程よい距離感なので、“筋トレ”ウォークの折り返し点にして、ときどきでかける。

 去年の12月中旬。
 「クリスマスの頃だけの」というパン、「シュトーレン」のお知らせが写真付きで掲示されていた。
 美味しそう…で、食べてみたかったのだけれど、下のバスケットは空っぽ。
 「すいません、きょうのぶんは売り切れました」
 じゃ、また、出なおして来よう…で、結局それっきりになった。

 ぼくは、そのパンの名も、すぐに忘れた。
 もともとボクにとってパンは、主食ではない。
 間食あるいは「おやつ」の部類に属する感じで、米飯の代りにはものたりないものだった。
 それくらいの、ごく軽い存在なのダ…いまは。

 でも、パンの焼ける匂いは好きで、香ばしさに魅かれて店に入ってしまうこともある。
 小学校のころ、友だちにパン屋さんの子がいて、羨ましかった覚えがあるほどだ。
 その頃は、チョコレート・パンが大のお気に入り。

 いまは、もっぱらカレー・パンで、ぼくはなぜかカレー・ライスより、カレー・パンとか蕎麦の「カレー南蛮」のほうに惚れている。
 だから、まぁ、ほかのパンは、見た目もよく美味しければなんでもいい、くちなのだった。

 それは、さておき…。
 一年がすぎ、ふと、かみさんが「シュトーレン」の季節を想い出して、ウォーキングがてら買いにでかけた。

 パン好きの方には「釈迦に説法」であろう、「シュトーレン」はドイツ文化圏で〈クリスマスの〉特別な食べものといわれる。
 卵やバター、レーズン、果物の砂糖漬け、スパイスなどを練り込んだパン生地を、平たく焼き上げた菓子パンは、粉砂糖をたっぷりまぶしてできあがる。
 その形は〈幼子イエス〉をあらわすとか。「おくるみ」姿、ということであろう。

 この「シュトーレン」を子どもたちは、少しづつスライスして食べながらクリスマスを待つ。
 甘~い菓子パンだけれど、大人にもいただける。
 (期間限定…という魔力もあるかな…)

 食べおえても、かんじんのクリスマスが、まだこない。
 もうひとつ、買って。
 そしたら、いただきものにホテル・オークラの「シュトーレン」。
 縁なんて、そんなものだから、おもしろおかしい。

 質実なドイツの雰囲気と味は、郊外のパン屋さん。
 だが、さすがに洗練された上品な味わいのホテル・オークラ製の方がまさっていた。
 この「シュトーレン」、これからこの時季、わが家でも定番になりそうな気がしている。
 
 ついでに、想い出すことがあった。
 それは「カレンズ」という、干しブドウがたっぷり詰まったパン、形は食パン。
 函館で見つけた、やはり郊外のパン屋さん製だったが、すばらしく“食べ重み”のあるもので、いっぺんにファンになってしまい、ずいぶん食べた。
 (カレンズは、地中海沿岸産の小粒な種なしブドウでつくられる干しブドウ)

 とにかく「これはパンか、はたまたレーズンのつなぎにパン生地か」というくらいの品で、使う小麦粉に特別な力がなければならない、ということであった。
 なにかの都合で、その小麦粉が輸入できなくなったとかで…ついに、憧れのブドウ・パン「カレンズ」も夢の彼方へ…。

 しかし、こうしてみると、ボク(結構パンが好きみたいデス)よね。