どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

“イラクサ症候群”にサヨナラしたい…危ういニッポン/排他的に、怒りを他人にぶつけたくなる心の棘②

-No.0453-
★2014年12月18日(木曜日)
★《3.11》フクシマから → 1379日
    (高倉健没から →   38日)
★オリンピック東京まで → 2045日




安倍総理も〈イラクサ症候群〉

 彼の場合には、解散を決意する頃に症状がもっとも重かったようだ。
 だからアレは「持病まぎらわし解散」だったといってもよかろう。
 ボクと同じ怒りっぽい性質だ…けれど、ぼくは同病相哀れみはしない。
 ぼくは庶民、彼は一国の総理である。

 一国の総理に“ヘイトスピーチ”や“ジェノサイド(虐殺)”気分があってはならない。
 それこそ「ナ~ンセンス」というものだ。

 それで想いだした。
 1900年代後半、ぼくらの「ナ~ンセンス」の声に彩られた“全共闘時代”も、いまから思えば〈イラクサ症候群〉が蔓延した世の中。
 (高倉)健さんの“唐獅子牡丹”、「背中の刺青が泣いていらぁ」であった。

 ところで……。

 そんなイライラ感、〈イラクサ症候群〉気分に対処するアイディアが。
 アンガーマネジメント。
 イライラ先進文明国、アメリカ発の「怒りをコントロールする手法」この感情理解教育は1970年代に始まったという。
 実践的に重要視されたわけは、たとえば〈人前で怒る人は出世できない〉事実だったとか。
 (ふんムゥ…ぼくもそのくちであったか…)

 それはさておき。
 
 日本でも近頃「イライラを子どもにぶつけてしまう」母親のことが、たびたび話題になる。
 これも、もうひとつのおおきな社会的現象だ。
 「職場で我慢するぶん、家に帰って子どもにあたってしまう」ケースも少なくない」そうな。

 「日本アンガーマネジメント協会」http://www.angermanagement.co.jp/によれば。
 怒りの性質と対処法を学ぶことで、「自分が変われそうな気がしてくる」という。

「なぜ人に対して腹が立つかといえば、心のどこかに相手を変えられる、という思い込みがあるから。でも、たいてい結果は変わらず、ストレスがたまるだけ」
 (そのとおり、異議な~し)

 また、自分を怒らせるものの正体は「べきだ」の感情で、自らが信じる「べきだ」が目の前で裏切られると怒りがわく。怒りはアレルギーに似て、怒りっぽい人は「べきだ」というアレルギー反応が多すぎてつらい人だ、とも。
 (……………)

 そこで、「怒る、怒らない、を区別する」のが、アンガーマネジメントだという。

 まず〈対症療法〉。
 怒りの感情のピークは長くて6秒くらいで、6秒も待てば衝動的な言動をしないですむ。
 その6秒をやりすごす方法は「よそ見」をすることらしい、怒りを「そらせる」わけだ。
 具体的には、ぶつけたいコトバを指で太ももに書いて見るとか。
 そのとき同時に、いまのその怒りを“十段階評価”してみる。イラッとする怒りに点数をつける習慣ができると、つまらないことに反応しなくなる、という。
 (みずから気勢をそぐワケだ)

 つぎに〈体質改善法〉。
 「べきだ」がなにか、怒りを書きとめ、みずから分析してみる。
 (この書きとめる方法というのも、さまざまな心理自己把握での定番手法だ)
 
 いつ、どこで、なぜ、怒るか。
 それが分かると、怒りのきっかけが見え、コントロールしやすくなる。
 (同協会では、体験版をネットで公開している)

 怒りがつづくときは、怒ることで果たしてその状況を変えられるかどうか、考える。
 変わらない相手にイライラするより、自分がすごしやすいように意識を変える方がまし、かも。

◆怒りは、強いところからヨワイところへ

 つまり〈身近な人に対するほど強くなる〉のが、深刻な問題。

 怒りはじつは「第二次感情」で、怒る前に先だつナニかネガティブな「第一次感情」がある。
 だから〈気分転換メニュー〉を用意するのもいい。

 そうして。
 (ぼくの体験では、これがもっとも難しいところだが…) 
 ゆっくり静かに怒ること。

 相手を理解するようにつとめ。
 「絶対」「いつも」「かならず」と、決めつけたり、レッテルを貼ったり、しない。
 過去を引っ張り出してネチネチ責めたりしないように。
(これ、日本人のもっとも苦手とするところ…チガウだろうか…)