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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

将来は楽観できない三浦半島・横須賀/      観音崎ホテル2泊3日の休息タイム②

生活・食べる・飲む周辺 旅・散歩・遊ぶ

-No.0410-
★2014年11月05日(水曜日)
★《3.11》フクシマから → 1336日
★オリンピック東京まで → 2088日




◆「すかなごっそ」でアマダイの刺身

 休息タイムの宿泊、京急観音崎ホテルでも、ぼくらはたいがい1泊朝食付きか、素泊り。
 ここの洋食ディナーも素敵なのだが、定連で訪れるには贅沢。朝食バイキングにしても、気をつけないとカロリーオーバーになりかねない。
 
 そういうわけで、少なくとも夕食は、用意の品を部屋に持ち込んですませる。
 そのための食材店が何軒かある、なかでもお気に入りは「すかなごっそ」。
 そこは、“三浦大根”で知られる三浦市との境に近い澄んだ空気の丘陵上。“新鮮野菜”選り取り見取りの農産物直売所だが、別棟に半島産の鮮魚コーナーもあって、こちらがぼくの専門。

 宿泊の夕食用ばかりでなく、帰途にも立ち寄る買物どころだ。
 今回、帰りがけに覗くと、旨そうなアマダイに目がとまった。
 即ゲットして、三枚におろしてもらう。あとは、家に帰ってサッと刺身にすればいい。
 いい味の汁になりそうな“あら”も、忘れずにもらっておく。

 アマダイは、漢字で「甘鯛」とも書くが、ぼくはその、頭の丸い姿形とピンクの色気からして「尼鯛」がふさわしかろうと思う。
 そんな綺麗なフォルムに似ず、この底魚は肉食性。また、タイとは名ばかりの、いわゆる「あやかり鯛」で、じつはスズキの仲間である。

 脂の少ない、淡白な白身が上品な高級魚だけれども、身が柔らかく水っぽいので、一般に刺身で供されることは少ない魚だ。
 食べられる鱗をおとさずに焼く「鱗焼き」という調理法もある、といえばお分かりいただけよう、ムニエルやポワレなど洋風料理にも似合う食材なのだ。

 わが国では、かつては「若狭のひとしおもの」、高級干魚「グジ」として知られてきたわけだが。
 ボクには、ウソかマコトか、徳川家康の死因が好物のこの魚(静岡では興津鯛)による食中毒であったという説が、興味深い。「ひとしおもの」の美味を食べすぎたものか。

 また一説には、低生魚ゆえか有機水銀の蓄積が高い魚ともいわれるらしい。

 ともあれ、その晩のアマダイの刺身、ほんのり甘い味わいまろやかに、ぼくの舌から喉もとをなめらかに滑っていった。
 そうして翌朝はまた、一塩のアマダイあら汁、上品に朝の食卓を彩ってくれた…という次第で、もうしわけない、口福にすぎて写真を撮り忘れてシマッタ…。

(そういうわけで、お見せするのはフリー百科事典『ウィキペディア』から借用したものデス)