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どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

猛暑の夏に一段落、電力不足の停電もなく…/   あれほど好きだった夏が、今はボクに牙をむくけれど

-No.0337-
★2014年08月24日日曜日
★《3.11》フクシマから → 1263日
★オリンピック東京まで → 2161日




◆“電力危機”はなかった…ようですネ

 間断なく猛暑の日がつづいて、ボクは喘いでいた。
(あれほど好きだった夏の陽射しが、いまは身体にひどくこたえる)
 熱帯夜のせいで、明け方に寝汗ビッショリで目が醒めるクセがつき、きっとそのせいだろう、朝起きるともうすでに草臥れているしまつダ。

 30度を超えると、頭の思考回路が熱い霧にまかれたみたいに、ボワーッとなる。
 これを凌ぐ方法は、ただひとつ“頭寒”あるのみ、氷をのせる。
 といっても寝てるんじゃないから、氷嚢を上から吊るすわけにはいかない。

 被りもので氷嚢を頭上に保持する…ことは、ヒジョウに難しい。
 ラグビーのヘッドギアに思い及んで、購入したのはヒットであった。
 ただし、氷嚢でてっぺんが膨れ上がったヘッドギア姿が、イイとは言えない。

 部屋でひとりパソコンに向かっているぶんには問題ないのだが、宅急便が届いたりすると、ウッカリそのまま応対に出てしまう心配もある。
 それでも暑い、熱が頭皮の内側にこもる、感じがする。

 それが昨日になって不意にガクンと気温が下がり、思いだしたみたいに風なんかも吹いたものだから、これで少しは楽になる…と思いきや、慣れない変化に体勢の修正およばず。
 暑いのもダルイが、冷えてもまたダルイ。

 昼寝しながら、ふと想った。
 (この夏、予想された“節電要請”がなかった)
 これだけウダリながら、“電力危機”は回避できたとみえる。

 ボクら家庭用電力消費者の、節電意識にしても“フクシマ”直後のようにシビアではなくなってきている、と思われる。
 げんにボクなども、ざんねんながらガマンしきれなかった。

 まだ、原発稼働停止はつづいているのに。
 それども、電気はたりていた。
 これは、とても、たいせつなことダ。

 だから、もっと使ってもいいんだよ、ではないのダ。
 薄れたようでも、節電意識はこの国の大衆にしっかり浸透して、抑制効果を発揮してみせたのだろう。
 原発うんぬんを別にしても、これまでのエネルギー消費は、あまりにも度がすぎていた。
 「もっと欲しい」「もっともっと…」と欲望むきだし、性器まるだしのごとくであった。
 抑制のきかなくなった世情のほうが、じつは政治よりもコワイこともある。

 たとえば……、
 「昼をあざむく明るさ」なんか要らないでしょう。
 夜には闇がにあう、のがあたりまえじゃないか。
 夜道の怖さがわからなくなるから、犯罪がふえるのダ。
 都会がほんとうの夜をとりもどせば、遠くまで行かなくたって星空に手がとどくようになるさ。