どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

“孤高”のオニヤンマに捕虫網は無縁であった/   黒と黄…“要警戒”ストライプの極意

-No.0308-
★2014年07月26日(土曜日)
★《3.11》フクシマから → 1234日
★オリンピック東京まで → 2190日





◆“きちがい色”と“ひきしめ色”のセット

 ボクは、黄色に赤を交ぜこんで、太陽や陽光を描くのが好きだった。
 太陽を塗りつぶしていると、身体が燃えてきた。
 だれかに“きちがい色”といわれた。
 「失礼なやつだ」とは思ったが、ワカル気もしたので、怒らなかった。
 ゴッホの絵に出逢ったときは、マジマジとうれしかった。

 じぶんの男性を意識したとき、“ひきしめ色”の黒に惚れた。
 シャンソンのエディット・ピアフや、パントマイムのマルセル・マルソーの黒。
 黒人讃美ブラック・パワーの影響もあった…な。
 下着まで黒ずくめの青春があり、それにやがて黄色が加わった。
 黄色は、黒色に混じると正体がなくなるが、並べばたがいに個性を魅きたてあった。
 たとえば、黒と黄ストライプのTシャツとか。
 “ひきしめ色”と“きちがい色”のとりあわせは、たしかに効き目があった。

 道路工事現場などに見る制止柵やロープは、みんな黒と黄。
 ただ目だつだけでなしに、相手に怖れを抱かせる示威的な要警戒感。
 これが、負けない“極意”。
 麻雀なのでもそうだが、相手に警戒させた方が有利なコトが多い。
 こういう場合にかぎり、「きらい」は「すき」の裏返したりうる。

 黒と黄を体現する、生物でいえばボクは断然、オニヤンマに憧憬する。
 トンボ界のトップは、ほかのどんなトンボより高い空に、孤独でいた。
 河畔や池畔で、ガキどもの手で振りまわされる捕虫網とは、つねに無縁の存在であった。
 見上げるしか術がない…なんて、ステキすぎ、セクシーすぎる。

 このように、黒と黄のとりあわせはセクシーでいいのだ、けれども…。
 体現した生物で好きなのは、オニヤンマと虎くらい。
 スズメバチアシナガバチは、「どうぞおかまいなく」しておいて欲しい怖気の対象だし、マングローブスネークとか、キスジドクチョウなんかにも逢いたくはない。

 “要警戒色”といっても、ボクが支持するのは“孤高”のストライプなのであった。

 いっぽう、海には海で、驚きの“要警戒色”がある。
 「ブルーリングオクトパス」の愛称(?)で親しまれるヒョウモンダコ(豹紋蛸)。
 体長10センチくらいの小柄ながら、唾液に猛毒のテトロドトキシンをもって、相手の動きを麻痺させて襲う。
 
 ふだんは、他のタコと同じく周囲の環境に同化するカモフラージュ術でいくが。
 いったん刺激を受けると、ショッキング・ブルーのリング模様に黄の体色も効果的な“要警戒色”モードに突入する。
 みずからも肉食だが、猛毒をものともしない天敵コウイカに喰われる怖れもあるからだ。
 日本にもいて、人間にも噛みつくというから、、「どうぞおかまいなく」のくちである。

 陸で太陽の“黄”、海で水の“青”。
 “要警戒色”にも、摂理がはたらいているらしい。

*写真は、フリー百科事典『ウィキペディア』から拝借しました*