どこゆきカウントダウンー2020ー

2020年7月24日、東京オリンピック開会のファンファーレが鳴りわたるとき…には、《3.11》震災大津波からの復興を讃える高らかな大合唱が付いていてほしい。

福島第一原発で作業員が事故死/         愚かなガキの“おもちゃ箱”

-No.0191-
★2014年03月31日(月曜日)
★《3.11》フクシマから → 1117日
★オリンピック東京まで → 2307日

◆愚者の“おもちゃ箱”で人が死ぬ

 かならず来るはずの、そのときがきた。

 福島第一原発、廃棄物貯蔵建屋の基礎補修工事にあたっていた下請け会社の作業員が、崩れた土砂の下敷きになって亡くなった。
 それも、救急車要請の通報が遅れたせいで、手遅れだった。しかも……。

 原発内の応急医務室では手に負えず、周辺近くには放射能汚染のため消防(救急)も病院もなく、したがって現場から60キロ以上も離れた、いわき市まで運ばなければならなかった。
 これだけ過酷な、終息の行方もハキとはしない原発事故現場に、緊急救命車の常駐もなかったというのは、どういうことか。
 現場作業員たちの間では、「ここで事故や急病になったら助からない」というのが、共通認識だったという。

 要は、相手が正社員ではなく、下請けの作業員だったからである。
 (作業員たちだって、ほかに仕事があれば、だれが好んで原発なんぞで働くものか)
 はっきりいえば、人命よりも体面・保身がだいじなのである。ついでに、出費も惜しい。
 そうして、事故の報告と対処の相談に時を稼ぎ、指示を待ってからの通報までに50分もかかってしまった。これでは助かる命も助からない。

 前にも指摘したとおり“フクシマ”の現場は、親(国)が「欲しいものはなんでも買ってあげます」甘やかすものだからいい気になって、欲張り放題、わがまま放題、タチの悪いガキ(原発会社)が、遊びっぱなしの放ったらかし、グッチャグチャの“おもちゃ箱”だ。
 ドコから、ナニがとびだすか、ワカッタもんじゃない。
 親(国)も手のつけようがないし、ガキ(原発会社)に片づけなければならない自覚もない。

 世間の人はそれでも、キチンとしさえすれば、シッカリさせればなんとか…と思っているらしい、けれども。
 こういうハナシがある。
 10人の社員がいるとすると、そのうちいい働きをする社員は7人くらいまで、あとの2~3人はダメ社員だ。ならば、働きのいい社員だけをのこせばいいかというと、そうでもない。こんどは、のこった社員のうち2~3割がダメになる。
 つまり、このすばらしい生きもの人間にも、おのずから限りがある。
 ざんねんながら完璧など望むべくもない。

 そんなカワイくもヤッカイな人間どもにさ、とてもとても危なっかしくて…原発なんぞ弄らせられるもんですか。